C1InputMask コントロールは基本的に、ユーザー入力の有効/無効を識別するマスクを使用する高度な TextBox コントロールです。これは、テキスト形式で任意のデータ型の情報を入力/編集するために使用するメイン Web コントロールです。C1InputMask は、C1InputDate と C1InputNumeric コントロールの基本クラスとして機能します。次の図は、電話番号 MaskFormat を持つ C1InputMask コントロールを示しています。
MaskFormat プロパティを使用すると、アプリケーション内にカスタム検証論理を記述せずに、以下の入力を指定できます。
- マスクリテラル(C1InputMask コントロールに直接表示される文字)。例:電話番号のハイフン(-)
- マスク内の特定の位置に要求される入力タイプ。例:数字または英字
- カスタム入力文字
主な利点
C1InputMask の主な利点は、次のとおりです。
- C1InputMask の大部分の基本プロパティとメソッドは、テキスト入力時の動作が System.Windows.Forms.MaskedTextBox コントロールと同じであるため、習得が簡単。C1InputMask の各プロパティとメソッドは、追加機能によって区別されます。
- C1Input コントロール間でコピー&ペーストが可能
- キーボードサポート:
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- 左/右矢印:カーソルを左/右位置に1つ移動します。
- [Home]/[End]:カーソルを先頭または末尾に移動します。
- 上/下矢印:列挙/数値範囲の場合、列挙/数値範囲の値を増減します。
- [Del]/[Back Space]:列挙/数値範囲の場合、列挙/数値範囲の値を初期値に設定します。
- [Ctrl]+[C]/[Ctrl]+[V]:コピー&ペーストキーボードショートカットのサポート
- C1InputMask に特定のカルチャを選択可能。例:英語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語など。
- クライアントスクリプトからオンザフライで C1InputMask の大部分のプロパティを変更可能
- クライアント側イベントが使用可能なため、ポストバックが不要となり Web フォームのパフォーマンスが向上
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