MVC Classic ウィジェット > Wijinput > Wijinputmask |
wijinputmask を表示するビューの .cshtml ファイルを開きます。次のマークアップのように、テキストボックス要素を追加します。
ソースビュー |
コードのコピー
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<input type="text" id="textbox1" /> |
ここで、wijinputmask ウィジェットを初期化する必要があります。これを行うには、次のスクリプトを .cshtml ファイルに追加できます。
ソースビュー |
コードのコピー
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<script type="text/javascript"> $(function () { $("#textbox1").wijinputmask( { mask: '(999) 000 - 0000', }); }); </script> |
この場合、入力マスクは 10 文字の数値入力(局番を含む電話番号のフィールド)となります。
ただし、7桁の電話番号(000-0000)から社会保障番号(000-00-0000)まで、さまざまな入力マスクを作成できます。
下の表に、マスクのいくつかの例とその動作を示します。
マスク | 動作 |
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00/00/0000 | 国際的な日付書式の日付(日、数字月、年)。「/」文字は、論理日付区切り文字で、アプリケーションの現在のカルチャに適切な日付区切り文字としてユーザーに表示されます。日付パターンを指定するには、wijinputdate ウィジェットを使用できることに注意してください。 |
00->L<LL-0000 | 米国書式の日付(日、省略月名、および年)。大文字の語頭の後に小文字が続く3文字の省略月名を表示します。 |
(999) 000-0000 | 米国電話番号、局番(オプション)。ユーザーがオプション文字を入力しないときは、スペースを入力するか、最初の0で示される位置にマウスポインタを直接入れることができます。 |
$999,999.00 | 0〜999999 範囲の通貨値。通貨、桁区切り、および小数点の各文字は実行時に、カルチャ固有の等価に置換されます。 |
mask オプションを使用し、wijinputmask ウィジェットのマスク要素を定義します。マスク編集を定義する場合、ウィジェット内の各文字位置は特殊プレースホルダまたはリテラル文字のいずれかにマップします。リテラル文字(リテラル)は、使用されているデータのタイプについて視覚的なキューを提供します。たとえば、電話番号の局番を囲むカッコとダッシュは、リテラルです。例:(412) 123-4567。マスクの編集機能により、無効な文字が入力されないようにして、ユーザーインタフェースをさらに強化することができます。
マスク入力を有効にするには、mask オプションを、1つまたは複数のプレースホルダとリテラルで構成されるマスク文字列に設定します。下の表に、使用可能なプレースホルダを示します。
マスク要素 | 説明 |
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0 | 数字(必須)。この要素は 0〜9の1桁の数字を受け付けます。 |
9 | 数字またはスペース(オプション)。 |
# | 数字またはスペース(オプション)。マスク内でこの位置が空白の場合、スペースとしてレンダリングされます。プラス(+)とマイナス(-)符号が許容されます。 |
L | 文字(必須)。入力を ASCII 文字 a-z と A-Z に制限します。このマスク要素は、正規表現の [a-zA-Z] と等価です。 |
? | 文字(オプション)。入力を ASCII 文字 a-z と A-Z に制限します。このマスク要素は、正規表現の [a-zA-Z]? と等価です。 |
& | 文字(必須) |
C | 文字(オプション)。任意の非制御文字。 |
A | 英数字(オプション) |
. | 小数点プレースホルダ。使用される実際の表示文字は、culture オプションに適切な小数点プレースホルダとなります。 |
, | 3桁プレースホルダ。使用される実際の表示文字は、culture オプションに適切な3桁プレースホルダとなります。 |
: | 時刻区切り文字。使用される実際の表示文字は、culture オプションに適切な時刻プレースホルダとなります。 |
/ | 日付区切り文字。使用される実際の表示文字は、culture オプションに適切な日付プレースホルダとなります。 |
$ | 通貨記号。使用される実際の表示文字は、culture プロパティに適切な通貨記号となります。 |
< | シフトダウン。後続のすべての文字を小文字に変換します。 |
> | シフトアップ。後続のすべての文字を大文字に変換します。 |
| | 直前のシフトアップまたはシフトダウンを無効にします。 |
\ | エスケープ。マスク文字をエスケープして、リテラルに変えます。「\\」は、バックスラッシュのエスケープシーケンスです。 |
<<n...m>> | ユーザー入力を、宣言された数値範囲に制限します。例:<<0...255>> |
<<Value1|Value2|Value3>> | ユーザー入力をセットオプションの1つに制限します。文字(「|」)は、オプション値の間の区切り文字として機能します。例:<<オプション1|オプション2|オプション3>> |
その他のすべての文字 | リテラル。すべての非マスク要素は、wijinputmask 内にそのまま表示されます。リテラルは常に、実行時にマスク内の静的位置を占め、ユーザーによって移動または削除できません。 |
wijinputmask の詳細については、Wijmo 製品マニュアルをご覧ください。