前の手順では、新しいアプリケーションを作成してプロジェクトに C1ReportViewer を追加しました。この手順では、アプリケーションにデータソースを追加してまったくコードを使用せずにC1ReportViewer コントロールにレポートを読み込みます。また、製品サンプルの CommonTasks.xml ファイルを使用します。
以下の手順を実行します。
ソリューションエクスプローラで、プロジェクトを右クリックして表示するコンテキストメニューから[追加]→[新しいフォルダ]を選択します。
新しいフォルダは‘~/tempReports’と名前付けます。
ソリューションエクスプローラウィンドウで、App_Data フォルダを右クリックして、コンテキストメニューから[既存項目の追加]を選択します。[既存項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。
[既存項目の追加]ダイアログボックスで、Northwind データベースの場所に移動し、Nwind.mdb を選択します。そして〈追加〉をクリックし、ダイアログボックスを閉じて、ファイルをプロジェクトに追加します。
デフォルト設定では、Northwind データベース Nwind.mdb が C:\Users\<ユーザー名>\Documents\ComponentOne Samples\Common ディレクトリにあることを想定しています。
ソリューションエクスプローラウィンドウで、App_Data フォルダを右クリックして、[既存項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。
[既存項目の追加]ダイアログボックスで、CommonTasks.xml レポート定義ファイルの場所に移動し、選択します。そして〈追加〉をクリックし、ダイアログボックスを閉じて、ファイルをプロジェクトに追加します。
デフォルト設定では、Nwind.mdb ファイルは C:\Users\<ユーザー名>\Documents\ComponentOne Samples\Common ディレクトリに保存されています。
C1ReportViewer を一回クリックして選択し、プロパティウィンドウに移動します。
プロパティウィンドウで、FileName プロパティを 「~/CommonTasks.xml」に設定します。
プロパティウィンドウで、ReportName プロパティを「01: 1行おきに変化する背景色」に設定します。
これによって、C1ReportViewer はこのレポートを実行時に表示します。
この手順では、アプリケーションにデータソースを追加し、任意のコードを使用せずに C1ReportViewer コントロールにレポートをロードしました。次の(そして最後)の手順で、アプリケーションを実行し、C1ReportViewer コントロールを実行時に確認します。