ReportViewer for ASP.NET Web Forms
手順 2:レポートをコントロールに追加する
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前の手順では、新しいアプリケーションを作成してプロジェクトに C1ReportViewer を追加しました。この手順では、アプリケーションにデータソースを追加してまったくコードを使用せずにC1ReportViewer コントロールにレポートを読み込みます。また、製品サンプルの CommonTasks.xml ファイルを使用します。

以下の手順を実行します。

  1. ソリューションエクスプローラで、プロジェクトを右クリックして表示するコンテキストメニューから[追加]→[新しいフォルダ]を選択します。

  2. 新しいフォルダは‘~/tempReports’と名前付けます。

    上記の2つのはオプションです。tempReportsフォルダは、レポートのレンダリング時に自動的に作成されます。このフォルダは、レポートのレンダリング時に生成されたデータを保存またはキャッシュするために使用されます。したがって、アプリケーションの展開時に、このフォルダに読み取りおよび書き込みのアクセス許可を与える必要があります。
  3. ソリューションエクスプローラウィンドウで、App_Data フォルダを右クリックして、コンテキストメニューから[既存項目の追加]を選択します。[既存項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [既存項目の追加]ダイアログボックスで、Northwind データベースの場所に移動し、Nwind.mdb を選択します。そして〈追加〉をクリックし、ダイアログボックスを閉じて、ファイルをプロジェクトに追加します。
    デフォルト設定では、Northwind データベース Nwind.mdbC:\Users\<ユーザー名>\Documents\ComponentOne Samples\Common ディレクトリにあることを想定しています。

  5. ソリューションエクスプローラウィンドウで、App_Data フォルダを右クリックして、[既存項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。

  6. [既存項目の追加]ダイアログボックスで、CommonTasks.xml レポート定義ファイルの場所に移動し、選択します。そして〈追加〉をクリックし、ダイアログボックスを閉じて、ファイルをプロジェクトに追加します。
    デフォルト設定では、Nwind.mdb ファイルは C:\Users\<ユーザー名>\Documents\ComponentOne Samples\Common ディレクトリに保存されています。

    レポート定義ファイルは、別のユーティリティ C1Report デザイナで作成されます。C1Report デザイナは、Access のレポートジェネレータと同様の機能を持ちます。このデザイナでは、新しいレポートを最初から作成するか、Microsoft Access や Crystal Reports から既存のレポートをインポートできます。C1Report デザイナの詳細については、「C1Report デザイナの使い方」を参照してください。
  7. C1ReportViewer を一回クリックして選択し、プロパティウィンドウに移動します。

  8. プロパティウィンドウで、FileName プロパティを 「~/CommonTasks.xml」に設定します。

  9. プロパティウィンドウで、ReportName プロパティを「01: 1行おきに変化する背景色」に設定します。
    これによって、C1ReportViewer はこのレポートを実行時に表示します。

この手順では、アプリケーションにデータソースを追加し、任意のコードを使用せずに C1ReportViewer コントロールにレポートをロードしました。次の(そして最後)の手順で、アプリケーションを実行し、C1ReportViewer コントロールを実行時に確認します。

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