ReportViewer for ASP.NET Web Forms
Cache プロパティ
使用例 

C1.Web.Wijmo.Controls.4 アセンブリ > C1.Web.Wijmo.Controls.C1ReportViewer 名前空間 > C1ReportViewer クラス : Cache プロパティ
レポートがサーバーにキャッシュされる方法を制御する C1.Web.Wijmo.Controls.C1ReportViewer.ReportService.ReportCache オブジェクトへの参照を取得します。
シンタックス
'宣言
 
Public ReadOnly Property Cache As ReportCache
public ReportCache Cache {get;}
解説

レポートキャッシュは、C1ReportViewer コントロールの最も強力な機能の1つです。 デフォルトでは、コントロールがレポートをレンダリングするたびに、 結果の HTML ストリームを圧縮し、System.Web.UI.Page.Cache オブジェクトに格納します。 同じレポートが再度要求されると、 コントロールは単純にキャッシュからレポートを取得し、クライアントに直接送信します。 これにより応答時間が短縮され、メモリ消費量が減ります(レポートは圧縮形式でキャッシュされるため)。

コントロールはレポート定義の変更を検出し、キャッシュ内の複数のバージョンを追跡できます。 また、レポート定義ファイルの変更を検出し、 古いレポートをキャッシュから削除することもできます。

キャッシュオブジェクト自体は、ASP.NET フレームワーク(System.Web.UI.Page.Cache プロパティ)によって提供されるため、 Web ファームシナリオなどの各種サーバー設定に合わせてセットアップできます。

C1.Web.Wijmo.Controls.C1ReportViewer.ReportService.ReportCache オブジェクトでは、 キャッシュの無効化、タイムアウト値の指定、(たとえばデータソースファイルへの)依存性の追加などの設定を行えます。

使用例
以下のコードは、レンダリング済みのレポートをキャッシュに1時間保持し、 レポートがキャッシュから取得されるたびにタイムアウト値を更新するように C1.Web.Wijmo.Controls.C1ReportViewer.ReportService.ReportCache を設定します。 また、SQL サーバーデータベースファイルへの依存性を追加して、 背後のデータが変更されると、コントロールはレポートの再レンダリングが必要であることを検出します(レポート定義ファイルは自動的に依存性として追加されます)。
// キャッシュの有効化 
_c1wr.Cache.Enabled = true;
            
// キャッシュしたレポートは1時間で失効 
_c1wr.Cache.Expiration = 60;
            
// キャッシュからレポートが取得されたら1時間の制限を更新 
_c1wr.Cache.Sliding = true;
参照

C1ReportViewer クラス
C1ReportViewer メンバ