ReportViewer for ASP.NET Web Forms
レイヤ

マップのメイン部分は、地球表面またはその一部分を表すラスターグラフィックスを提供するタイルレイヤ、および空間データを表す0個以上のレイヤです。

タイルレイヤは、TileSourceプロパティによって指定されます。これは、IVirtualEarth タイルソース(道路、航空写真、またはハイブリッド)に設定できます。タイルソースは「none」に設定でき、その場合、タイルはマップ上に描画されません。これは、特に KML などの他のレイヤがマップの視覚化に十分なデータを提供する場合に役立ちます。

タイルソースが「none」でない限り、タイルはレポートの実行時にネットワーク上の場所からロードされます。このとき、処理速度がかなり低下する場合があります。

タイルレイヤを除き、他のすべてのレイヤは Layersコレクションに格納されます。現在、次の3つのレイヤタイプがサポートされます。

レイヤデータソースの指定

Layersコレクションのレイヤごとに、レイヤ独自の RecordSource(SQL ステートメント)を指定できます。省略された場合、データ(KML レイヤを除く)は親レポート(現在のグループ化範囲に従ってフィルタ済み)から直接取得されます。提供された場合、RecordSourceは親レポートの接続文字列上で使用されます。