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C1Upload でのアンチウイルスファイルスキャンの実装
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この例では、アップロード可能なファイルとして有効なファイル拡張子を設定し、ファイルをスキャンして、ウイルスに感染していないかどうかを確認します。ファイルがウイルスに感染している場合、アップロードはキャンセルされます。

  1. Label コントロールを Web プロジェクトに追加します。
  2. C1Upload コントロールを追加します。
  3. C1Upload コントロールを選択し、スマートタグをクリックして、[C1Upload タスク]メニューで[web.config への登録]を選択します。
  4. Visual Studio のプロパティウィンドウで、TargetFolder プロパティの横に仮想パスと入力します。
  5. ValidFileExtensions プロパティの横に .doc,.jpg と入力します。 これは、アップロード可能なファイルのタイプをフィルタリングします。
    ValidatingFileC1Upload イベントがサブスクライブされます。 これに対して、AVG アプリケーションのインスタンスを実行し、ファイルが感染しているかどうかをチェックします。 この例では、AVG 10(無償版 -  http://www.freeavg.com/?lng=in-en&cmpid=free)を使用していることに注意してください。
    ウイルススキャンの結果は Report.txt に書き込まれ、C1Upload の一時記憶域に保存されます。
    次に、StreamReader オブジェクトを使用して Report.txt ファイルを読み取り、"Found infections" という文字列が含まれているかどうかを確認します。 この文字列が含まれている場合は、e.IsValid = False を呼び出してアップロードプロセスをキャンセルし、File.Delete() を使用してアップロードされたファイルを削除します。
  6. 表示]→[コード]を選択し、次のコードをDefault.aspx.cs に追加します。

    ソースビュー
    コードのコピー
    protected void u1_ValidatingFile(object sender, C1.Web.Wijmo.Controls.C1Upload.ValidateFileEventArgs e)
    {
    var file = e.UploadedFile;
    // foreach を削除します
    // foreach (C1FileInfo file in C1Upload1.UploadedFiles)
    try
    {
    //ファイルを検証します
    // メモ:この引数内の「TempFileName」と「FileName」は読み取り専用プロパティです。
    // メッセージは「e.Message」で渡すことができます
    }
    catch (Exception ex)
    {
    //例外を処理します
    }
    }

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