C1Chart におけるドーナツチャートは、半径がゼロでない円グラフで、円グラフと機能的に同じですが、特に 3D 効果で表示する場合にドーナツチャートを使用して、より強い訴求力のある表示にすることができます。すべての円グラフと同様、各ドーナツは各データセットを各データ点の全体に対するセグメントとして表示します。複数のデータ点を指定した場合、複数のドーナツがグラフに表示されます。
ドーナツチャートを作成するには、円グラフの InnerRadius プロパティを0以外の値に設定します。InnerRadius プロパティの値は完全な円半径の百分率で表します。InnerRadius プロパティは、各グラフグループの Pie オブジェクト内でアクセスできます。下図のグラフのプロパティページに InnerRadius プロパティはプロパティページの以下の階層に表示されます。この例では InnerRadius プロパティを 40 パーセントに設定しています。
InnerRadius プロパティを 40 パーセントに設定した場合の円グラフに対する効果は、下図のようになります。
下図に、ドーナツチャートのもう1つの例を示します。この例では、ChartDataSeries オブジェクトの Offset プロパティを 30 に設定しています。