円グラフはさまざまなグラフの中でも特殊な性質を持っています。円グラフに対しては、2次元のグリッドや軸の概念は適用できません。円の直径や分離するセグメントのプロパティの変更は、Pie クラスのプロパティを使用して実行します。
Start プロパティを使うと、最初のデータセットのセグメントの表示を開始する角度を指定できます。デフォルトの角度は 135 度です。 Start プロパティは Pie クラスのプロパティです。設計時、ChartGroup コレクションエディタの Pie ノードからアクセスできます。
円グラフでは、あるセグメントを円グラフから分離させて強調することができます。データセットの Offset プロパティを使って、分離するセグメントの円グラフの中心からのオフセットを設定します。オフセットは、円グラフの半径のパーセンテージで計算します。
分離するセグメントは、プログラムに組み込んで設定する必要があり、データセットに対してのみ設定可能です。
Visual Basic コードの書き方
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'適切な ChartData オブジェクトを取得します。 Dim cd As ChartData = C1Chart1.ChartGroups.ChartGroupsCollection(0).ChartData '1番目のデータセットのオフセットを円グラフの半径の 10% に設定します。 cd.SeriesList(0).Offset = 10 'セグメントの分離をリセットします。 cd.SeriesList(0).Offset = 0 |
C# コードの書き方
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//適切な ChartData オブジェクトを取得します。 |