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特殊なレーダーチャートのプロパティ
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レーダーチャートには、レーダーの度単位の表示、開始角度の設定およびレーダー面チャートの作成のような特殊なプロパティがあります。

度またはラジアン単位のグラフ表示

Radar クラスの Degrees プロパティは、レーダーチャートの X 軸のデータ値の表示角度を、度(True)単位で表示するか、ラジアン(False)単位で表示するかを設定します。Degrees プロパティには、設計時に ChartGroup コレクションエディタの Radar ノードからアクセスできます。

グラフの表示開始角度の設定

Radar クラスの Start プロパティを使用して、レーダーチャートの表示開始角度を設定します。このプロパティのデフォルトの設定はゼロです。このプロパティの値をゼロ以外の値に設定すると、グラフの起点が指定度数に基づいて左回りに移動します。たとえば、Start プロパティを 90 に設定すると、レーダーチャートの起点が左回りに 90 度移動します。

レーダー面チャート

レーダー面チャートは、各データセットにおける Y 軸の値をレーダー線上に表します(ラベル以外の X 軸の値は無視されます)。1つのデータセットに重複しない n 個のデータ点があるとすると、グラフの平面が均一の角度を持つ n 個のセグメントに分けられます。このセグメント上に各データ点を表すレーダー線が n/360 度ずつ描画されます。各データセットは、直前のデータセットの「上」に重ねて描画されます。データセットを別々に描画したり、積み上げて描画したりすることができます。レーダー面チャートは、起点とデータ点の間の領域が塗り潰され、シンボルが表示されないこと以外は、レーダーチャートと同じです。レーダー面チャートを作成するには、Radar クラスの Filled プロパティを True に設定します。


フラットなグリッド線

FlatGridLines プロパティを true に設定すると、レーダーグラフにフラットな Y 座標グリッド線を表示できます。


プログラムによって FlatGridLines プロパティを true に設定するには、次のように記述します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
C1Chart1.ChartGroups(0).Radar.FlatGridLines = True

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
c1Chart1.ChartGroups[0].Radar.FlatGridLines = true;