通常、グラフはデータが変更されるたびに軸を再計算し、再描画します。データが変更された場合に軸が再計算されないように、軸の範囲を固定することができます。X 軸と Y 軸では、軸の範囲をデータの範囲内に設定することにより、データの一部をフレームで囲むことができます。
Chart3DAxis オブジェクトの Min プロパティと Maxプロパティを使用して、軸の最小値と最大値の範囲を特定の値に固定します。 AutoMax プロパティと AutoMin プロパティを使用して、データの範囲に基づき軸の範囲を自動的に決定することができます。これらのプロパティは、Chart3DAxis コレクションエディタ にあります。このエディタには、次の方法でアクセスできます。
Z 軸の最大値/最小値は、Z 軸のデータの範囲内では設定できません。Z 軸の固定範囲が存在し、その後のデータ変更がこの範囲をはみ出してしまう場合、グラフは Z 軸の AutoMax プロパティと AutoMin プロパティを設定して軸の範囲を再計算します。
X 軸と Y 軸の最大値/最小値は、データの限度と一致しない位置には設定できません。最大値/最小値は、常にデータの限度と一致するように上方に調整されます。