グラフをページ上に配置したら、次の手順では、組み込みウィザードを使用してグラフの外観をカスタマイズします。これを実行するには、グラフを右クリックして[グラフウィザード]を選択します。ウィザードが表示され、使用するグラフの種類、データセットの数、外観、軸、タイトルなどを選択できます。
また、プロパティウィンドウを使用して、グラフのC1WebChart3D.BackColor や ChartStyle などの各プロパティを設定することもできます。
ウィザードとプロパティウィンドウは、非常にパワフルで、コードをまったく記述せずにグラフのほとんどの局面をカスタマイズできます。 さらに、ウィザードを使用してグラフにデータを入力することもできますが、これはデータ点の範囲と数を操作してデータの最終的な外観の感じを把握する場合以外は、あまり実用的ではありません。
設定したグラフは、ファイルに保存できます。保存すると、別のグラフでこのレイアウトを再使用できるため便利です。 これを実行するには、グラフを右クリックして[グラフの保存]を選択します。後でレイアウトを再利用するには、別のグラフを右クリックして[グラフの読み込み]を選択します。必要な数のグラフレイアウトを定義してテンプレートとして使用し、 開発しているアプリケーション内のすべてのグラフの外観に一貫性を持たせることができます。さらに、実行時に C1WebChart3D.LoadChartFromFile メソッドを使用してグラフレイアウトを読み込みこともできます。
グラフの設定方法とグラフウィザードの使い方の詳細は、3D グラフ作成用の設計時ツールを参照してください。