デフォルトでは、グラフは等高線スタイルを各グラフグループの配列として定義しています。これらの等高線スタイルは、オブジェクトの として指定されます。Chart3DContourStylesCollection として指定されます。

このコレクションの各 Chart3DContourStyle オブジェクトには、グラフの特定の等高線または領域の外観を指定する次の２つのプロパティが定義されます。

• FillColor プロパティは、この等高線スタイルと関連付けられた領域の色を指定します。FillColor プロパティは、設計時に ContourStyles ノードの Chart3DStyle コレクションエディタを使用してアクセスできます。ContourStyles ノードは、Visual Studio のプロパティウィンドウの ChartGroups ノードからアクセスできます。
• LineStyle プロパティは、Chart3DLineStyle オブジェクトです。この等高線スタイルと関連付けられた等高線の幅、色、および線種を指定します。デフォルトでは、各等高線は１ピクセル幅の黒い実線で定義されます。LineStyle プロパティは、設計時に ContourStyles ノードの Styles コレクションエディタを使用してアクセスできます。ContourStyles ノードは、Visual Studio のプロパティウィンドウの ChartGroups ノードからアクセスできます。

デフォルトでは、全部で 100 種類の等高線スタイルが定義されています。等高線スタイルを追加するには、Add メソッドを使用します。

特定の等高線や領域区分に対応する Chart3DContourStyle オブジェクトにアクセスするには、Chart3DContourLevel オブジェクトの, Style プロパティを使用します。次のコードでは、３番目の等高線の Chart3DContourStyle オブジェクトを参照する例を示します。

Visual Basic コードの書き方

Dim cstyle As Chart3DContourStyle
cstyle = C1Chart3D1.ChartGroups(0).Contour.Levels(2).Style

C# コードの書き方

Chart3DContourStyle cstyle = C1Chart3D1.ChartGroups[0].Contour.Levels[2].Style;

この方法を使用して、個々の領域区分や等高線の属性を変更します。たとえば、特定の領域区分の色を変更するには、Chart3DContourStyle オブジェクトの FillColor プロパティを変更します。次のコードでは、１番目の領域区分の色を緑に変更する例を示します。

Visual Basic コードの書き方

C1Chart3D1.ChartGroups(0).Contour.Levels(0).Style.FillColor = Color.Green

C# コードの書き方

C1Chart3D1.ChartGroups[0].Contour.Levels[0].Style.FillColor = Color.Green;