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イメージマップのプロパティとキーワード
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MapArea オブジェクトはそれぞれ、次の各プロパティを使用して、エンドユーザーのインタラクティブ操作に対するイメージマップの応答方法を定義します。

プロパティ 説明
MapArea.Attributes イメージマップ内の<AREA>タグの追加属性を指定します。
MapArea.HRef 対応するグラフオブジェクトがクリックされたときにリンクするURLを指定します。
Shape イメージマップの形状を取得または設定します。
MapArea.Tooltip マウスポインタが要素の上に置かれたときに表示するツールチップを指定します。

これらのプロパティが何も設定されていない場合、マップ領域は結果のイメージマップから除外されます。

以下の例では、MapArea オブジェクト(すべて標準)を使用し、グラフのフッタ、ヘッダ、プロット領域、グラフ領域の各領域のイメージマップを作成します。その下にあるそれぞれのマップ領域は、MapArea オブジェクトの Tooltip プロパティに対応する TITLE プロパティを持っています。さらに、その下にある2つの領域は、領域がクリックされたとき実行する JavaScript 関数を持っています。


<map NAME=“C1WebChart1_MAP”>


以下の2つの MapArea オブジェクトでは、これらの領域の上にマウスを移動したときに「フッタ」と「ヘッダ」を表示するよう Tooltip プロパティが設定されています。


<AREA SHAPE=rect COORDS=“239,406,303,422” TITLE=“フッタ”>
<AREA SHAPE=rect COORDS=“236,9,306,25” TITLE=“ヘッダ”>       

以下の MapArea オブジェクトでは、この領域の上にマウスを移動したときに「プロット領域」と表示するよう Tooltip プロパティが設定されています。さらに、この MapArea の Attributes プロパティには、領域がクリックされたときに実行する JavaScript 関数を含む文字列が設定されています。


<AREA SHAPE=rect COORDS=“69,62,412,348” TITLE=“プロット領域” onclick=“ShowDataCoords(C1WebChart1,window.event);”>

以下の MapArea オブジェクトでは、この領域の上にマウスを移動したときに「グラフ領域」と表示するよう Tooltip プロパティが設定されています。さらに、この MapArea の HRef プロパティは、クリックされたとき領域が Web サイトにジャンプするよう設定されています。


<AREA SHAPE=rect COORDS=”20,44,429,387” HREF="http://www.grapecity.com” TITLE=”グラフ領域”>