C1Chart3D コントロールを使用する場合、軸ラベルを作成する方法が3種類あります。
特定の軸に対して使用する軸ラベル作成方法は、AnnoMethod プロパティで指定します。このプロパティの有効な値は、AnnotationMethodEnum 列挙体で指定します。
AnnoMethod プロパティが AnnotationMethodEnum.Values に設定されている場合、C1Chart3D コントロールはデータの範囲に基づいて自動的に軸を作成します。この方法は、Z 軸および曲面グラフに最も適しています。
AnnoMethod プロパティが AnnotationMethodEnum.DataLabels に設定されている場合、C1Chart3D コントロールは文字列のリストを使用して各グリッド線または棒にラベルを作成します。この方法は、X 軸と Y 軸でのみ使用できます。X 軸に対しては、グラフのChart3DGroups オブジェクトの RowLabelsプロパティを設定してラベルを作成します。たとえば、次のコードではグラフの3つの行のそれぞれに3つのデータラベルを指定します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
|
---|---|
With C1Chart3D1 'グラフに3つの行があるものとします。 .ChartArea.Axes("X").AnnoMethod = AnnotationMethodEnum.DataLabels With .ChartGroups.RowLabels .Add(0, "Row 1") .Add(1, "Row 2") .Add(2, "Row 3") End With End With |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
|
---|---|
C1.Win.C1Chart3D.ChartGroups cgs = C1Chart3D1.ChartGroups; //グラフに3つの行があるものとします。 C1Chart3D1.ChartArea.Axes["X"].AnnoMethod = AnnotationMethodEnum.DataLabels; cgs.Add(0, "Row 1"); cgs.Add(1, "Row 2"); cgs.Add(2, "Row 3"); |
同様に、Y 軸に対しては Chart3DGroups オブジェクトの ColumnLabels プロパティを設定してラベルを作成します。
AnnoMethod プロパティが AnnotationMethodEnum.ValueLabels に設定されている場合、グラフは軸の明示された位置にラベルを配置します。軸ラベルのコレクションである ValueLabels プロパティは、この文字列と位置の一覧を提供します。たとえば、次のコードは位置 10、20、および 30 にグラフラベルを設定します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
|
---|---|
With C1Chart3D1.ChartArea.Axes("X") .AnnoMethod = AnnotationMethodEnum.ValueLabels With .ValueLabels .Add(10#, "Label 1") .Add(20#, "Label 2") .Add(30#, "Label 3") End With End With |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
|
---|---|
C1.Win.C1Chart3D.Chart3DAxis axis = C1Chart3D1.ChartArea.Axes["X"]; C1.Win.C1Chart3D.Chart3DAxisLabelsCollection valueLabels = axis.ValueLabels; axis.AnnoMethod = AnnotationMethodEnum.ValueLabels; valueLabels.Add(10#, "Label 1"); valueLabels.Add(20#, "Label 2"); valueLabels.Add(30#, "Label 3"); |