ImageRenderMethod プロパティはデフォルトとして、HTTPHandlerに設定されています。イメージを描画するには、グラフは内部の HTTPHandler を使用してグラフのデータをクライアント側に直接ストリームします。この描画メソッドは、グラフイメージをすばやく簡単に描画する方法として便利です。このメソッドを使用するには、該当する HTTPHandler エントリを ASP.NET プロジェクトの Web.config ファイルに追加する必要があります。
C1WebChart3D では、必要なスクリプトをWeb.config ファイルに追加する処理を簡素化するために、コントロールを Web フォームに配置する際に、[確認] ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの「はい」のオプションをクリックすると、Web.config ファイルには以下のエントリが追加されます。
<configuration>
<system.web>
<httpHandlers>
<add verb="*" path="c1chart3Dimage.aspx"
type="C1.Web.C1WebChart3D.ImageHttpHandler,C1.Web.C1WebChart3D.4"/>
</httpHandlers>
</system.web>
<configuration>
アプリケーションに C1WebChart および C1WebChart3D、両方のコントロールが含まれている場合は、Web.config ファイルに既にHTTPHandler が存在ので、Web.Config ファイルを直接に編集できます。
注意:xml エントリでは、ImageUriプロパティの値も含まれています。したがって、本プロパティの値を変更した場合は、Web.config ファイルのHTTPHandler での該当したエントリを修正する必要があります。エントリを更新しない場合は、ASP.NET の例外が発生する可能性があります。
ImageUriプロパティを設定することで、仮想ディレクトリとファイル名を指定できます。ImageTransferMethod は File に設定されている場合は、仮想ディレクトリはグラフのデータを保存します。ファイル名は使用されるHTTPHandlerを指定し、Web.config の該当したエントリに一致します。ImageUri でファイル名が指定されていない場合は、C1WebChart および C1WebChart3D コントロールはそれぞれc1webchartimage.aspx と c1webchart3dimage.aspx を自動的に作成します。
以下は、この描画メソッドで生成できる<IMG>タグの例です。
<img id='c1wc' src='c1webchart3dimage.aspx?SessionID=87987_' />
ソース属性は、HTTPHandler に該当するファイル名およびグラフを作成するために使用されるデータを示す引数を指定します。この場合は、引数がセッションIDとして設定されていますが、ImageTransferMethodの指定値により、キャッシュIDまたは一時ファイルにも設定できます。イメージ転送メソッドの詳細については、ImageTransferMethod プロパティ を参照してください。詳細について、ImageTransferMethod プロパティ を参照してください。