棒グラフでは、各データ点は Z 値から起点に向かって描画される1本の棒として表現されます。グリッドレイアウトまたは不規則グリッドレイアウトのいずれかを使用する場合、隣接する棒どうしの間隔を設定することが可能です。起点、間隔、色など、棒グラフに特有のいくつかのプロパティをカスタマイズできます。
Chart3DBar オブジェクトの Originプロパティを使用して、Z 軸の起点を設定します。このプロパティは棒グラフでのみ有効です。Origin プロパティは、Chart3DGroup コレクションエディタ の Bar ノードにあります。
Chart3DBar オブジェクトのRowWidth プロパティと ColumnWidth プロパティを使用して、棒と棒との隣接間隔を設定します。この値は、使用可能なスペースのパーセンテージで表されます。有効な値の範囲は 0〜100 です。100 に設定すると、棒と棒の間隔はなくなり、互いに密接して表示されます。これらのプロパティは、Chart3DGroup コレクションエディタ の Bar ノードにあります。
棒グラフを領域区分せずに陰影をかけると、Z 起点よりも上に描画される棒には曲面上部の色が使用され、Z 起点よりも下に描画される棒には曲面下部の色が使用されます。個々の棒の色あるいは棒の行/列全体の色を任意に設定することができます。4D グラフを作成するには、凡例に表示される色を定義します。詳細は、4Dデータの表示 を参照してください。