コントロールによって、以下の2通りの方法のうちのいずれかを適用します。
(1)Licenses.licx ファイルを使用する
コントロールを製品版として使用した場合、設計時にコントロールをフォームに貼り付けると Licenses.licx ファイルが自動的に作成され、プロジェクトに組み込まれます。しかし、実行時にコントロールを生成する場合には、Licenses.licx ファイルは作成されません。この場合は、該当するすべてのコントロールの情報を含んだ Licenses.licx ファイルを作成し、プロジェクトに組み込む必要があります。プロジェクトに Licenses.licx ファイルが組み込まれていない場合は、実行時にコントロールが生成されたときに、ライセンスのエラーを示すダイアログが表示されます。
Licenses.licx ファイルを作成するには、Visual Basic のプロジェクトの場合は「My Project」フォルダ、C#のプロジェクトの場合は「Properties」フォルダの下に、ファイル名を「Licenses.licx」とした空のテキストファイルを作成します。
Licenses.licx ファイルが使用されるのは、次のコントロールです。
Windows フォーム用コントロール
ASP.NET Web フォーム用コントロール
ASP.NET MVC 用コントロール
WPF 用コントロール
なお、コントロールをトライアル版として使用する場合、Licenses.licx ファイルは不要です。
(2)ランタイムライセンス情報を組み込む
この方法に該当するコントロールでは、トライアル版および製品版のいずれの場合でも、ランタイムライセンスを生成して組み込む必要があります。
ランタイムライセンスが使用されるのは、次のコントロールです。
ASP.NET MVC Coreコントロール
UWP用コントロール
ランタイムライセンスはC1 Webサイトで生成することができます。生成および組み込み手順の詳細については、ASP.NET MVC Coreを参照してください。
※ライセンスの仕組み > ASP.NET Core タブをクリックしてください。