このクイックスタートでは、FlexViewer コントロールに PDF ファイルをロードする簡単なアプリケーションを作成する手順を説明します。ここでは、C1PdfDocumentSource 製品サンプルに含まれる DefaultDocument.pdf という PDF ファイルを使用します。

次の図に、FlexViewer にロードされた PDF ファイルを示します。

プログラムで FlexViewer に PDF ファイルをロードするには

• 手順 1：アプリケーションの設定
• 手順 2：FlexViewer への PDF ファイルのロード
• 手順 3：プロジェクトのビルドおよび実行

手順 1：アプリケーションの設定

1. 新しい UWP アプリケーションを作成します。
2. C1FlexViewer コントロールをXAMLビューにドラッグアンドドロップします。

手順 2：FlexViewer への PDF ファイルのロード

1. コードビューに切り替えて、次の名前空間を追加します。
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   Imports C1.Xaml.Document
   Imports Windows.Storage
   

   • C#

   using C1.Xaml.Document;
   using Windows.Storage;
   

2. プロジェクトに PDF ファイルを追加します。この例では、製品サンプルにある DefaultDocument.pdf という PDF ファイルを使用します。
3. 次のコードを追加して、StorageFile のインスタンスを作成し、C1PdfDocumentSourceの新しいインスタンスを初期化します。
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   Dim pds As New C1PdfDocumentSource()
   Dim sf As StorageFile
   

   • C#

   C1PdfDocumentSource pds = new C1PdfDocumentSource();
   StorageFile sf;
   

4. 次のコードをMainPage()クラスコンストラクターに追加して、C1PdfDocumentSourceのインスタンスを作成します。そして、LoadFromFileAsyncメソッドを使用してPDFファイルをロードします。
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   Dim fileName As String = Nothing
   
   sf = Await StorageFile.GetFileFromApplicationUriAsync(New Uri _
            ("ms-appx:///DefaultDocument.pdf"))
   Await pds.LoadFromFileAsync(sf)
   fileName = Path.GetFileName(sf.Name)
   

   • C#

   string fileName = null;
   
   sf = await StorageFile.GetFileFromApplicationUriAsync(
        new Uri("ms-appx:///DefaultDocument.pdf"));
   await pds.LoadFromFileAsync(sf);
   fileName = Path.GetFileName(sf.Name);
   

5. DocumentSource プロパティを使用して、FlexViewer コントロールでPDFファイルをレンダリングします。
   
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   viewer.DocumentSource = pds
   

   • C#

   viewer.DocumentSource = pds;
   

手順 3：プロジェクトのビルドおよび実行

1. ［Ctrl］+［Shift］+［B］キーを押してプロジェクトをビルドします。
2. ［F5］キーを押してアプリケーションを実行します。