このクイックスタートでは、TreeMapチャートをUWPアプリケーションに追加し、階層データを表示する手順を説明します。このトピックでは、特定の年にXYZという市で書籍、音楽、ビデオ、ガジェット(コンピュータやタブレットなど)の販売を比較するとします。
TreeMapコントロールに階層データを表示する手順は次のようになります。
次の図は、特定の年にXYZ市でさまざまな書籍、音楽、ビデオ、ガジェット(コンピュータやタブレットなど)の販売を展示して比較しています。
チャートにプロットされるデータポイントを含むオブジェクトのコレクションを指すように、FlexChartBaseクラスのItemsSourceプロパティを設定する必要があります。 データ項目を生成してTreeMapチャートに表示するには、BindingNameプロパティとBindingプロパティを設定します。 BindingName プロパティを、グラフの四角形として表示するデータ項目の名前を指定する文字列値に設定します。そして、Binding プロパティを、チャート値(ツリーノードのサイズを計算するのに役立つ数値)を含むチャートアイテムのプロパティの名前を指定する文字列値に設定します。
階層項目のレベルをドリルダウンに指定してチャートに表示するには、MaxDepthプロパティを設定します。また、TreeMapの表示レイアウトはChartTypeプロパティで指定します。カラーパレットを使用してコントロールをスタイル設定し、その外観を変更することもできます。
コードビューに切り替えて、書物、音楽、電子機器、ビデオ、コンピュータおよびタブレットの販売データを生成するために次のコードを追加します。
次のコードを使用して、データソースへのTreeMapコントロールを連結します。
XAML |
コードのコピー
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<Page xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:local="using:UwpTreeMapCS" xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008" xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006" xmlns:Chart="using:C1.Xaml.Chart" x:Class="UwpTreeMapCS.QuickStart" mc:Ignorable="d" DataContext="{Binding RelativeSource={RelativeSource Mode=Self}}"> <Grid Background="{ThemeResource ApplicationPageBackgroundThemeBrush}"> <Chart:C1TreeMap Binding="sales" BindingName="type" ChildItemsPath="items" ItemsSource="{Binding DataContext.Data}" MaxDepth="2"> <Chart:C1TreeMap.DataLabel> <Chart:DataLabel Content="{}{name}" Position="Center"> <Chart:DataLabel.Style> <Chart:ChartStyle/> </Chart:DataLabel.Style> </Chart:DataLabel> </Chart:C1TreeMap.DataLabel> </Chart:C1TreeMap> </Grid> </Page> |