FlexReport は、SQLite を使用するデータ連結をサポートします。SQLite は、広く使用されている SQL データベースエンジンのソフトウェアライブラリです。SQLite は別のサーバープロセスを使用しないため、通常のディスクのさまざまなファイルを直接読み書きすることができます。

SQLite を使用してデータを連結するには、FlexReport.SQLite プロジェクトを使用する必要があります。このプロジェクトは、Documents\ComponentOne Samples\UWP\C1.UWP.FlexReport\CS フォルダにあります。FlexReport で SQLite を使用できるようにするために、アプリプロジェクトのソリューションに FlexReport.SQLite プロジェクトを追加する必要があります。

次のコードは、SQLite によるデータ連結の使用例を示します。

1. 以下のコードを追加して、データベース接続を作成します。
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   ' SQLite データベースファイルをアプリの Assets から LocalFolder にコピーします。.FLXR レポート定義では、
   Dim dbPath = Path.Combine(ApplicationData.Current.LocalFolder.Path, "C1NWind.db")
   If Not File.Exists(dbPath) Then
           File.Copy("Assets\C1NWind.db", dbPath)
   End If
   

   • C#

   // SQLite データベースファイルをアプリの Assets から LocalFolder にコピーします。.FLXR レポート定義では、
   var dbPath = Path.Combine(ApplicationData.Current.LocalFolder.Path, "C1NWind.db");
   if (!File.Exists(dbPath))
     File.Copy(@ "Assets\C1NWind.db", dbPath);
   

2. 次のコードを追加して、レポート定義をロードします。
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   ' レポートを作成してロードします。
   Dim report As New C1FlexReport()
   Using fs As Stream = File.OpenRead("Assets/ProductsUWP.flxr")
           report.Load(fs, "ProductList")
   End Using
   

   • C#

   // レポートを作成してロードします。
   C1FlexReport report = new C1FlexReport();
   using(Stream fs = File.OpenRead("Assets/ProductsUWP.flxr"))
   report.Load(fs, "ProductList");
   

3. 次のコードを使用して、FlexViewer コントロールにレポートをレンダリングします。
   • Visual Basic
   • C#

   • Visual Basic

   Me.flexViewer.DocumentSource = report
   

   • C#

   this.flexViewer.DocumentSource = report;