![[挿入]タブ](ImagesExt/ReportDesigner/InsertTab.png)
[挿入]タブは、レポートの設計時に挿入できる複数のフィールドで構成されています。各フィールドボタンをクリックすると、1 つのフィールドが作成され、そのプロパティが初期化されます。 [挿入]タブは、次の 3 つのグループで構成されています。
[フィールド]グループ:次の項目があります。
- 矢印:十字マウスカーソルを矢印カーソルに戻します。
- テキスト:ソースレコードセットに連結されたフィールド、または連結されていない(静的)テキストラベルを作成します。このボタンをクリックするとリストが表示され、レコードセットフィールドを選択できます。連結フィールドは、データベースから取得した生データを表示するだけではありません。フィールドの Text プロパティを編集し、任意の VBScript 式を使用できます。
- RTF:RTF フィールドを作成します。このボタンをクリックするとリストが表示されます。そこから、同じレポート定義ファイルに含まれる他のフィールドを選択して RTF 形式で表示できます。
- チェックボックス:Boolean 値をチェックボックスとして表示する連結フィールドを作成します。デフォルトでは、チェックボックスには通常のチェックマークが表示されます。フィールドを作成した後に、CheckMark.Style プロパティを変更することで、これをラジオボタンまたは十字マーカーに変更できます。
- バーコード:バーコードを表示するフィールドを作成します。このボタンをクリックするとメニューが表示されます。そこから、同じレポート定義ファイルに含まれる他のフィールドを選択してバーコードとして表示できます。詳細については、「バーコードフィールド」を参照してください。
- 計算:計算フィールドを作成します。このボタンをクリックすると、コードエディタダイアログボックスが表示されます。そこで、値を評価するために使用する VBScript 式または任意の式を入力できます。このドロップダウンをクリックすると、レポートの作成または印刷日時、ページ番号、ページ数、"ページ n/m"、レポート名などをレンダリングするためによく使用される式を選択できます。
- 画像:レコードセットに格納されているデータ連結画像用のフィールドまたは静的(非連結)画像用のフィールドを作成します。このボタンをクリックすると、[開く]ダイアログボックスが表示され、ロゴなどの静的(非連結)画像を選択できます。ドロップダウンをクリックすると、ソースレコードセット内の画像フィールドを選択できます(存在する場合。すべてのレコードセットにこのタイプのフィールドが存在するわけではありません)。
- 図形:直線、二等辺三角形、直角三角形、四角形、楕円、円弧などの幾何学図形を作成します。これらの図形を使用して、レポートの外観を強化できます。
- サブレポート:別のレポートを表示するフィールドを作成します。このボタンをクリックするとリストが表示され、そこから、同じレポート定義ファイルに含まれる他のレポートを選択できます。
- グラフ:チャートを表示するフィールドを作成します。 詳細については、「チャートフィールド」を参照してください。
[サブセクション]グループ:次の項目で構成されます。
- 追加:現在のセクションの下部にサブセクションを追加します。
- 削除:現在選択されているサブセクションを削除します。
- 上に移動:現在選択されているサブセクションを 1 つ上に移動します。
- 下に移動:現在選択されているサブセクションを 1 つ下に移動します。
[カスタムフィールド]グループ:次の項目で構成されます。
- SuperLabel フィールド:HTML 書式設定テキストをレンダリングするフィールドを作成します。フィールドのテキストプロパティには、レンダリングする任意の HTML テキストを設定します。
- マップフィールド:地球上の領域を表示するフィールド(マップ)を作成します。詳細については、「レポート内のマップ」を参照してください。
レポートへのフィールドの追加方法については、「FlexReport フィールドの追加」と「FlexReport カスタムフィールドの追加」を参照してください。