PdfViewer for UWP には、次の主要な機能があります。
- PDF ファイルのロードと表示
C1PdfViewer コントロールを使用して、ユニバーサルWindowsアプリアプリケーションで PDF ファイルをロードして表示します。この XAML コントロールは、デスクトップや外部の Adobe 製品に依存することなくファイルを表示または保存します。コンテンツは、ネイティブな UWP 要素として解析されてレンダリングされます。
- マルチタッチジェスチャーのサポート
ユーザーは、ページをスライドしてスクロールできるほか、ドキュメントをピンチしてズームすることができます。ズームすることで、狭い画面にコンテンツを読みやすく表示できます。
- 水平方向
C1PdfViewer コントロールは、垂直方向と水平方向の両方をサポートします。それには、Orientation プロパティを設定するだけです。
- 暗号化されたファイルのサポート
C1PdfViewer コントロールは、暗号化されたファイルの表示をサポートします。 C1PdfViewer.LoadDocument メソッドには、暗号化されたファイルを表示するためのオプションのパスワードパラメータがあります。
- PDF 仕様のサポート
C1PdfViewer は、PDF 1.5 仕様のサブセットをサポートしています。ただし、暗号化、特殊フォント、あまり使用されない画像形式などの重要な制限がいくつかあります。サポートされていないコンテンツを含むドキュメントもレンダリングされますが、正しく書式設定されない場合があります。目的の PDF ファイルで使用される機能を制御環境で事前にテストできる場合は、C1PdfViewer を使用することをお勧めします。すべての制限については、マニュアルで確認することができます。
- PDF からのページの取得
読み込んだ PDF のページを一連の FrameworkElement として取得し、各ページの表示方法をカスタマイズすることができます。これにより、既存の PDF ドキュメントを極めて柔軟に操作することができます。それには、GetPages メソッドを呼び出すだけです。GetPages メソッドの使用方法の詳細については、『PDFViewer での印刷』チュートリアルを参照してください。
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