RichTextBox for UWP を使用すると、機能豊富でカスタマイズされたアプリケーションを作成できます。RichTextBox for UWP は、次の主な特長を備えています。
- HTML ドキュメントのロード、表示、保存
C1RichTextBox コントロールは、HTML として書式設定されたリッチテキストの表示および編集をサポートします。既存の HTML コンテンツを C1RichTextBox コントロールにロードし、ドキュメントを編集し、HTML またはプレーンテキストとして保存します。
- マウスとタッチのサポート
テキストを選択し、マウスまたはタッチ入力を使用して、入力カレットを簡単に移動できます。テキスト選択は、ネイティブの TextBox の動作をモデルにしているので、タッチデバイス上で使いやすく簡単に操作できます。
- 豊富な書式設定
複数のフォント、装飾、サイズ、色など、CSS やインラインマークアップでサポートされている基本的な HTML スタイル属性を含むテキストを編集および書式設定できます。
- クリップボードのサポート
C1RichTextBox コントロールは、キーボード(CTRL+C、CTRL+V、CTRL+X)やタッチディスプレイの UI コマンドを使用して、プレーンテキストとリッチテキストの両方でクリップボードを完全にサポートします。AppBar またはその他の考えられるすべての方法で切り取り/コピー/貼り付けのコマンドを実装します。
- 組み込みの AppBar ツール
C1.Xaml.RichTextBox.AppBar ライブラリには、C1RichTextBox コントロールと共に使用してテキスト書式設定、ドキュメント履歴などの一般的な編集機能のコマンドを迅速に作成できる組み込みツールが用意されています。組み込みツールは、Bold、Italic、Underline, Undo、Redo、Increase Font Size、Decrease Font Size、Center Align、Right Align、Left Align、Justify の各コマンドをサポートします。
- ハイパーリンク:挿入とナビゲーション
C1RichTextBox コントロールは、ハイパーリンクの挿入とナビゲーションをサポートします。ユーザーがハイパーリンクをクリックすると、コントロールで RequestNavigate イベントが発生するので、そこから起こす動作を処理できます。
- テーブルとイメージの挿入
C1RichTextBox コントロールは、Web またはユーザーのコンピュータから取得したイメージの挿入をサポートします。テーブルも挿入できます。ベータ版では、テーブルとイメージの編集のサポートは制限されています。
- 元に戻す/やり直しのサポート
C1RichTextBox コントロールは、すべてのドキュメント履歴を記録するので、容易に変更の元に戻す/やり直しができます。デフォルトでは、キーボードコマンド(CTRL+Z/CTRL+Y)でこのアクションを実行できます。さらに、C1UndoTool と C1RedoTool を使用すると、UI にボタンを追加して同じ動作を実行できます。