RichTextBox for UWP
HTMLのロードと保存
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コントロールのコンテンツを永続化する際に C1RichTextBox コントロールの書式設定を維持するには、C1RichTextBox.Html プロパティを使用します。

C1RichTextBox.Html プロパティは、C1RichTextBox の書式設定されたコンテンツを HTML 文字列として取得または設定します。C1RichTextBox に組み込まれた HTML フィルタはかなり機能が豊富で、CSS スタイル、イメージ、ハイパーリンク、リストなどをサポートします。ただし、このフィルタはすべての HTML をサポートするわけではなく、C1RichTextBox コントロール自体がサポートする機能に限定されます。たとえば、C1RichTextBox の現在のバージョンは、テーブルをサポートしていません。それでも、C1RichTextBox.Html プロパティを使用してシンプルな HTML ドキュメントを表示できます。

C1RichTextBox に「こんにちは!」と入力すると、C1RichTextBox.Html プロパティは次のマークアップを返します。

XAML マークアップ
コードのコピー
<html>
<head>
<style type="text/css">
.c0 { font-family:Portable User Interface;font-size:9pt; }
.c1 { margin-bottom:7.5pt; }
</style>
</head>
<body class="c0">
<p class="c1">こんにちは!</p>
</body>
</html>

C1RichTextBox.Html プロパティは、HTML と内部 C1Document クラスの間のフィルタになることに注意してください。C1RichTextBox によってサポートされていないコメント、メタ情報などの情報は HTML ストリームから破棄され、後でこの HTML ドキュメントを保存しても保持されません。