Input for WinForms
フォーカスの移動
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この機能を使用すると、コントロール間を簡単に移動したり、C1Input の各コントロール(C1TextBox、C1ComboBox、C1DateEdit、C1DropDownControl、および C1NumericEdit)にキーボードによる移動のサポートを追加することができます。次のプロパティを使用すると、フォーカスを C1Input コントロールから別のコントロールに、または別のコントロールから C1Input コントロールに移動することができます。

次の表で、上記のプロパティの値と動作について説明します。

プロパティ 可能な値 説明
ExitOnLastChar True 入力されたテキストの長さが MaxLength プロパティで定義された最大長に達するか、またはマスクが入力されたときに C1Input コントロールからフォーカスが移動する機能を有効にします。
False 入力されたテキストの長さが MaxLength プロパティで定義された最大長に達するか、またはマスクが入力されたときに C1Input コントロールからフォーカスが移動する機能を無効にします。
ExitOnLeftRightKey None 矢印キーが押されたときの C1Input コントロールからのフォーカスの移動を無効にします。
Left 左矢印キーが押されると C1Input コントロールの左側のコントロールにフォーカスが移動する機能を有効にします。
Right 右矢印キーが押されると C1Input コントロールの右側のコントロールにフォーカスが移動する機能を有効にします。
Both 各キーが押されると C1Input コントロールの対応する側のコントロールにフォーカスが移動する機能を有効にします。
TabStop True [Tab]キーが押されると C1Input コントロールの左側のコントロールから C1Input コントロールにフォーカスが移動する機能を有効にします。
False [Tab]キーが押されると C1Input コントロールの左側のコントロールから C1Input コントロールにフォーカスが移動する機能を無効にします。

C1Input コントロールでのこの機能を有効または無効にするには、次の手順に従います。

  1. 新しい Windows アプリケーションプロジェクトを作成します。C1Input コントロール(C1TextBox、C1ComboBox、C1DateEdit、C1DropDownControl、または C1NumericEdit)をフォームに配置します。
  2. [プロパティ]ウィンドウで、必要に応じて、次のプロパティの1つまたはすべてを設定します。
    • ExitOnLastChar を true または false に設定すると、入力されたテキストが最大長に達したときにコントロールからフォーカスが移動する機能が有効または無効になります。
    • ExitOnLeftRightKey を Left、Right、または Both に設定すると、各キーが押されたときにコントロールからフォーカスが移動する機能が有効になります。
    • TabStop を true または false に設定すると、[Tab]キーが押されたときに C1Input コントロールにフォーカスが移動する機能が有効または無効になります。