パラメータ
- text
- 描画する RTF 文字列。
- font
- 描画テキストの外観とサイズを定義する System.Drawing.Font オブジェクト。
- brush
- 描画テキストの色を定義する System.Drawing.Brush オブジェクト。
- rc
- 描画テキストの位置をページの左上隅からのポイント数で指定する System.Drawing.RectangleF 構造体。
このメソッドは MeasureString(String,Font,Single) に似ていますが、 System.Windows.Forms.RichTextBox コントロールで使用されるような RTF(リッチテキスト形式)文字列を認識する点が異なります。
RTF 文字列には、次の 2 つの種類があります。
1) 完全 RTF 文字列には、文字列内で使用されるフォントと色を指定する RTF ヘッダーが含まれます。 この文字列は、System.Windows.Forms.RichTextBox.Rtf プロパティを使用して System.Windows.Forms.RichTextBox コントロールから取得するか、 ディスクに保存された RTF ファイルから取得できます。 この場合、font パラメータと brush パラメータは使用されません。
2) 部分 RTF 文字列には、埋め込み RTF タグは含まれますが、RTF ヘッダーは含まれません。この文字列は コードに簡単に組み込むことができ、これを使用して、太字や斜体などの特別な属性で テキストをレンダリングできます(例:「このテキストには {\b BOLD} と {\i ITALICS} が含まれます」)。 この場合は、font パラメータと brush パラメータを使用して、 RTF ヘッダーが自動的に構築されます。
DrawStringRtf メソッドは、出力四角形に収まらなかったために出力されなかった 最初の文字のインデックスを返します。この値を使用して、テキストを次のページに、または ページ内の次のフレームに連続的に配置できます。それには、テキスト内の開始文字をパラメータとして受け取る オーバーロードメソッドを使用します。