PDF for .NET
ドキュメントに制限を設定する

ドキュメント制限の設定では、ユーザーがコンテンツのコピー、注釈の編集、コンテンツの編集、または PDF ファイルの印刷を実行できるかどうかをカスタマイズできます。ドキュメント制限を有効にするには、デザイナまたはコードのいずれかで以下のプロパティを False に設定します。

パスワードとアクセス権の設定についての詳細は、「セキュリティと制限の適用」を参考してください。


注意:ドキュメント制限は、PDF ドキュメントの[ドキュメントプロパティ]ダイアログボックスに表示されます。

デザイナの場合

  1. プロパティウィンドウで、C1PdfDocumentBase.Security プロパティを探し、プロパティノードを展開します。
       
  2. パスワードを入力し、終了したら[Enter]キーを押して、OwnerPassword  プロパティを設定します。
  3. AllowCopyContent、AllowEditAnnotations、AllowEditContent、および AllowPrint プロパティを False に設定して、コピー、編集、および印刷を不許可にします。

コードの場合


次のコードを Form_Load イベントに追加します。.

  1. C1PdfDocument オブジェクトを作成します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    ' C1PdfDocument オブジェクトを作成します。
    Dim pdf As New C1.C1Pdf.C1PdfDocument()
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    // C1PdfDocument オブジェクトを作成します。
    C1.C1Pdf.C1PdfDocument pdf = new C1.C1Pdf.C1PdfDocument();
    
  2. 次のコードを追加し、OwnerPassword プロパティを設定します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    pdf.Security.OwnerPassword = "Password"
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    pdf.Security.OwnerPassword = "Password";
  3. 次のコードを追加し、AllowCopyContent、AllowEditAnnotations、AllowEditContent、および AllowPrint プロパティを False に設定して、コピー、編集、および印刷を不許可にします。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    pdf.Security.AllowCopyContent = False
    pdf.Security.AllowEditAnnotations = False pdf.Security.AllowEditContent = False pdf.Security.AllowPrint = False

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    pdf.Security.AllowCopyContent = false;
    pdf.Security.AllowEditAnnotations = false;
    pdf.Security.AllowEditContent = false;
    pdf.Security.AllowPrint = false;
    
  4. ドキュメントをファイルに保存します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    ' ドキュメントをファイルに保存します。
    pdf.Save("c:\mydoc.pdf")
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    // ドキュメントをファイルに保存します。
    pdf.Save(@"c:\mydoc.pdf");