CalendarView の地域設定を変更して、特定のロケールまたは言語でカレンダーを表示できます。コントロールのカルチャ設定に基づいて、データの書式設定、解析、検証を行うことができます。カルチャ設定には、文字列比較、数値や日時の書式、小数点文字などの特殊文字を含めることができます。
CalendarView では、System.Globalization 名前空間を通じて、週タイトルと月タイトルを完全にローカライズできます。この名前空間には、言語、国/地域、書式パターン(日付、通貨、数値)などのカルチャに関する情報が含まれます。現在のカルチャのロケールを指定すると、週タイトルと月タイトルに表示される文字列に影響します。デフォルトでは、現在のカルチャは、System.Threading.Thread.CurrentThread の CurrentCulture プロパティから指定されます。
現在のカルチャ以外のカルチャを使用するには、カルチャ名を指定して、目的のカルチャを設定します。さまざまなカルチャ名と識別子については、.NET Framework ドキュメントの CultureInfo クラスを参照してください。
次の図に、フランス語カルチャが適用された CalendarView を示します。
次のコードスニペットは、CalendarView で現在のカルチャを設定する方法を示します。