事後検証は、解析後に適用される検証規則です。ユーザーによって入力された値を検証できます。

DateEdit の事後検証は、PostValidation プロパティによって制御されます。コントロールには、次に示すように、さまざまな事後検証オプションが用意されています。

• 定義済みの値：入力値が定義済みの値リスト内の値と一致するかどうかをチェックできます。定義済みの値を指定するには、Values プロパティを設定します。
• 除外される値：入力値として許可されない値を指定できます。これらの値を設定するには、ValuesExcluded プロパティを設定します。
• 範囲：入力値が特定の範囲に含まれるかどうかをチェックできます。DateEdit では複数の範囲もサポートされ、Intervals プロパティを使用してそれらを指定できます。
• 検証方法：検証方法を指定できます。Validation プロパティを、宣言型の検証の場合は ValuesAndIntervals、プログラムによる検証の場合は PostValidatingEvent にそれぞれ設定します。

次のコードスニペットは、さまざまなプロパティを設定して、DateEdit で事後検証を適用する方法を示します。

' DateEditにPostValidationを適用します
C1DateEdit1.PostValidation.Validation = C1.Win.C1Input.PostValidationTypeEnum.ValuesAndIntervals
C1DateEdit1.PostValidation.Values = New ValueType() {1, 2, 4}
C1DateEdit1.PostValidation.ErrorMessage = "Wrong"
C1DateEdit1.PostValidation.CaseSensitive = False

// DateEditにPostValidationを適用します
c1DateEdit1.PostValidation.Validation = C1.Win.C1Input.PostValidationTypeEnum.ValuesAndIntervals;
c1DateEdit1.PostValidation.Values = new[] { 1, 2, 4 };
c1DateEdit1.PostValidation.ErrorMessage = "Wrong";
c1DateEdit1.PostValidation.CaseSensitive = false;