TrueChart for WinForms (C1Chart2D)
C1Chart にデータを接続する
データ連結 > C1Chart にデータを接続する

C1Chart にデータを接続するには、はじめにデータソースを設定し、次にデータフィールドを設定します。

手順1:データソースの設定

有効なデータソースを作成したら、C1Chart の DataSource プロパティへ設定します。これは、設計時と実行時のいずれでも行うことができます。

設計時

C1Chart のプロパティウィンドウ、グラフウィザード、グラフプロパティなどを使用して、設計時に DataSource を設定することができます。

実行時

実行時に、グラフの DataSource プロパティをデータソースオブジェクトに直接設定できます。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
C1Chart1.DataSource = DataSet11

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
c1Chart1.DataSource = dataSet11;

手順2:DataFields の設定

C1Chart の DataSource を設定したら、ChartDataSeries のそれぞれに適用するデータセット内の列を C1Chart に伝える必要があります。言い換えれば、X 値と Y 値の指定に使用するデータソースの列、および ChartType によっては各 ChartDataSeries の Y1Y2、および Y3に使用する列を指定する必要があります。

X 値、Y 値などのセットは、各 ChartDataSeries の ChartDataArray オブジェクトによって保持されます。これらのオブジェクトはすべて、特定の ChartDataArray に適用するデータソース内のデータ列を指定する DataField プロパティを持っています。DataField プロパティは、設計時と実行時のいずれでも設定できます。

設計時にデータフィールドを設定する

設計時に、Visual Studio プロパティページを使用し、ChartGroups、Group0、ChartData、および SeriesList の順に進んで、<...>ボタンをクリックして SeriesList を開きます。これにより ChartDataSeries コレクションエディタが開きます。先頭のデータセットを選択して、X プロパティに進みます。X プロパティは ChartDataArray オブジェクトです。X プロパティを開きます。ドロップダウンを開いて、データソース内の任意の利用可能な列を選択できます。

DataField は、グラフウィザードグラフのプロパティのいずれのダイアログからも設定できます。 グラフウィザードダイアログの場合:

グラフのプロパティダイアログの場合:

コードでデータフィールドを設定する

実行時に、各 ChartDataSeries の ChartDataArray オブジェクト上で DataField プロパティを使用できます。DataField プロパティはデータソース列の名前を示す文字列値に設定されることに注意してください。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
C1Chart1.ChartGroups(0).ChartData.SeriesList(0).X.DataField = "QuickStop.ShippedDate"
C1Chart1.ChartGroups(0).ChartData.SeriesList(0).Y.DataField = "QuickStop.SaleAmount"

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
c1Chart1.ChartGroups[0].ChartData.SeriesList[0].X.DataField = "QuickStop.ShippedDate";
c1Chart1.ChartGroups[0].ChartData.SeriesList[0].Y.DataField = "QuickStop.SaleAmount";

文字列の書式に注意してください。上記のコード例では、「QuickStop」は列を含むテーブル名で、「ShippedDate」と「SaleAmount」は列の名前です。テーブル名が文字列内に現れるかどうかは、データソース自体によって決まります。上記の場合、複数のテーブルを持つ DataSet オブジェクトがデータソースとして使用されているため、テーブル名が必要となります。DataSet オブジェクト内の特定のテーブルがデータソースとして使用された場合、列名のみが使用されます。

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