TrueChart for WinForms (C1Chart2D)
ローソク足チャート
2Dグラフ種別 > ローソク足チャート

ローソク足、HiLo、HiLoOpenClose チャートは、財務アプリケーションで使用される株価チャートのすべてのタイプです。ローソク足チャートは、始値と終値、および高値と安値の間の関係を示すために使用される HiLoOpenClose チャートの特殊なタイプです。ローソク足チャートは、HiLoOpenClose グラフと同じ価格データ(高値、安値、始値、終値)を使用しますが、ローソクのように見える太い標識棒が含まれる点だけが異なります。その本体の色とサイズから、始値と終値の関係に関する追加的な情報がわかります。たとえば、長い透明なローソクは買い圧力を示し、長い塗りつぶされたローソクは売り圧力を示します。

ローソク足チャートは、ローソク(candle)、芯(wick)、および尾(tail)という3つの要素で構成されます。ローソクまたは本体(始値と終値の間の太い棒)は、取引の開始から終了までの株価の変化を表します。ローソクの上と下に伸びている細い線(芯と尾)は、高値と安値の範囲を表します。中空(透明)のローソクは、株価の上昇(終値が始値より高い)を示しています。中空のローソクでは、本体の下端が始値を表し、本体の上端が終値を表します。塗りつぶされたローソクは、株価の下落(始値が終値より高い)を表します。塗りつぶされたローソクでは、本体の上端が始値を表し、本体の下端が終値を表します。

C1Chart は高値に Y 値、安値に Y1、始値に Y2、および終値に Y3 を使用してローソク足チャートを作成します。C1Chart は下落するローソクを線の色の値で自動的に塗りつぶします。


ローソク足チャート、HiLo チャート、HiLoOpenClose チャートは、経済分野で使用される株価の変動を示すグラフのすべてのタイプです。これらのグラフは、特定の株価の始値、終値、高値、および安値を表示します。ローソク足チャートは、HiLoOpenClose チャートの特殊なタイプです。「ローソク足」(始値、終値に挟まれた長方形部分)は、始値、終値間の変化を表します。簡単なローソク足チャートの場合、中空のローソク足は株価の上昇(終値が始値よりも高い場合)を示し、塗りつぶされたローソク足は株価の下落(始値が終値よりも高い場合)を示します。複雑なローソク足チャートの場合、SymbolStyle プロパティの色が株価の上昇を示し、LineStyle プロパティの色が株価の下落を示します。LineStyle プロパティと SymbolStyle プロパティ、および HiLoData クラスを使用して、各データセットの塗りつぶしプロパティと線のプロパティをカスタマイズできます。また、 Size プロパティによって、ローソクの本体幅も設定可能です。詳細は、データセットの線とシンボルのスタイル設定を参照してください。


グラフの種類を変更するには

関連トピック