TrueChart for WinForms (C1Chart2D)
「ライト」エフェクト
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角度、グラデーション、強度、スケール、形状を適用してライトの効果を変更することで、グラフ要素の外観をさらにカスタマイズできます。

視覚的な描画の角度を変更するには、Angle プロパティを設定します。Angle のデフォルト値は 45 度です。Angle プロパティの値の範囲は -180〜180度です。角度の値を変更すると、矢印が色をポイントし、矩形の周りを反時計回りに動きます。

Gradient プロパティを使用し、ライトグラデーションをグラフ要素に適用することもできます。デフォルト設定は Simple です。Gradient には、SimpleSigmeBellTriangle の3つの設定があります。ライトグラデーションに SigmeBell または Triangle を選択した場合、Focus プロパティが表示されます。Focus プロパティのデフォルト値は 0.1 です。Focus を上げると、ライトは前の位置から反対方向へ徐々に移動します。たとえば、Focus プロパティを0から1に変更すると、ライト位置は SigmeBell または Triangle グラデーションの反対方向に移動します。

Focus プロパティが0と1のときのライト位置の遷移は下表のようになります。

Focus = 0 Focus = 1

ライトの強度が0の場合、グラデーション効果は認められません。ライトの強度を上げると、ライトグラデーション効果がより明確になります。強度のデフォルト値は .9 です。

グラフ要素内に繰り返しのライトパターンを表示するには、Scale プロパティを1より小さく設定します。Scale を小さくすると、ライトパターンの繰り返しがさらに多くなります。Scale プロパティの値の範囲は 0〜1 です。

注意:Scale プパティは、矩形のライトロ形状にのみ適用できます。

Intensity プロパティが1で、Scale プロパティが 0.4 のときのさまざまなライトグラデーションの効果は下表のようになります。

ライトグラデーション 画像
Simple
SigmeBell
Triangle

ライトの形状を矩形、楕円、エッジに変更するには、視覚エフェクトデザイナの Shape プロパティを使用します。デフォルトの形状は矩形です。

ライト形状を Edge に設定した場合、Gradient プロパティと Scale プロパティは、エッジライト形状には視覚的に影響しないため使用できません。楕円形状を選択した場合、さらにカスタマイズするための、Shift と Size の2つのプロパティが追加されます。要素内で楕円ライト形状をシフトするには、[シフト]スライダを使用します。また、楕円ライト形状のサイズを大きくするには、[サイズ]スライダを左から右方向に移動します。

グラフ要素の矩形、楕円、エッジ形状の各表示は下表のようになります。

矩形 楕円 エッジ

特定のグラフ要素にライト効果を適用すう方法の詳細は、ライトパターンの追加ライト形状の追加ライトの焦点の調整を参照してください。

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