このクラスは、Boolean型の値に適用できるフィルタをインスタンス化するために使用されます。その値（True / False）に基づいてデータをフィルタできます。このクラスを使用してフィルタに設定できるさまざまなオプションの詳細を示しています。

• PropertyNameプロパティを使用して、現在のフィルタを適用するデータ項目プロパティの名前を取得または設定します。
• HeaderTextプロパティを使用してフィルタのヘッダーテキストを設定し、ShowHeaderプロパティを使用してその可視性を判断します。
• Expandedプロパティを使用して、フィルタを展開または折りたたみます。
• Textプロパティを使用して、チェックボックスのラベルを取得または設定します。
• Valueプロパティを使用して、現在のフィルタの値を取得または設定します。
• DefaultValueプロパティを使用して、現在のフィルタのデフォルト値を取得または設定します。このプロパティは、IgnoreDefaultプロパティで使用されます。
• IgnoreDefault プロパティを使用して、ValueとDefaultValueプロパティが等しい場合に現在のフィルタが適用されるかどうかを判断します。
• Expressionプロパティを使用して、現在のフィルタ式を取得します。
• IsAppliedプロパティを使用して、現在のフィルタを適用するかどうかを調べることができます。

private void InitializeBoolFilter()

{

 //BoolFilterを初期化します
 BoolFilter boolFilter = new BoolFilter();

 //現在のフィルタが適用されるデータ項目プロパティの名前を設定します
 boolFilter.PropertyName = "Discontinued";

 //フィルタのヘッダーテキストを設定します
 boolFilter.HeaderText = "Discontinued";

 //チェックボックスのラベルのテキストを設定します
 boolFilter.Text = "Discontinued";

 //現在のフィルタの値を設定します
 boolFilter.Value = true;

 //現在のフィルタのデフォルト値を設定します
 boolFilter.DefaultValue = true;

 //ValueとDefaultValueプロパティが等しい場合に現在のフィルタが適用されるかどうかを判断します
 boolFilter.IgnoreDefault = false;

 //FilterCollectionにBoolFilterを追加します
 c1DataFilter1.Filters.Add(boolFilter);

}

System.Object
   C1.DataFilter.Filter
      C1.DataFilter.BoolFilterBase
         C1.Win.DataFilter.BoolFilter

BoolFilter メンバ
C1.Win.DataFilter 名前空間