このクラスは、日付型の値に適用できるフィルタをインスタンス化するために使用されます。指定した日付範囲に基づいてデータをフィルタできます。このクラスを使用してフィルタに設定できるさまざまなオプションの詳細を示しています。

• PropertyNameプロパティを使用して、現在のフィルタを適用するデータ項目プロパティの名前を取得または設定します。  
• HeaderTextプロパティを使用してフィルタのヘッダーテキストを設定し、ShowHeaderプロパティを使用してその可視性を判断します。
• Expandedプロパティを使用して、フィルタを展開または折りたたみます。
• MaximumとMinimumプロパティを使用して、フィルタリング日付範囲の最小値と最大値を設定します。
• LowerValueとUpperValueを使用して、現在の日付の小さい方・大きい方の値を取得または設定します。
• EditorsVisibleプロパティを使用してフィルタエディタを表示または非表示にして、EditorsTypeプロパティを使用して型をTextBox・SpinEditorに設定します。
• SliderVisibleプロパティを使用して、範囲スライダの可視性を決定します。
• Expressionプロパティを使用して、現在のフィルタ式を取得します。
• IsAppliedプロパティを使用して、現在のフィルタを適用するかどうかを調べることができます。

private void InitializeDateRangeFilter()

{

 //DateRangeFilterを初期化します
 DateRangeFilter dateRangeFilter = new DateRangeFilter();

 //現在のフィルタが適用されるデータ項目プロパティの名前を設定します
 dateRangeFilter.PropertyName = "OrderDate";

 //フィルタのヘッダーテキストを設定します
 dateRangeFilter.HeaderText = "Order Date";

 //範囲の最大値を設定します
 dateRangeFilter.Maximum = _ordersTable.AsEnumerable().Max(x = >x.Field < DateTime > ("OrderDate"));

 //範囲の最小値を設定します
 dateRangeFilter.Minimum = _ordersTable.AsEnumerable().Min(x = >x.Field < DateTime > ("OrderDate"));

 //現在の範囲の小さい方の値を設定します
 dateRangeFilter.LowerValue = new DateTime(2014, 10, 17);

 //FilterCollectionにDateRangeFilterを追加します
 c1DataFilter1.Filters.Add(dateRangeFilter);

}

System.Object
   C1.DataFilter.Filter
      C1.DataFilter.DateRangeFilterBase
         C1.Win.DataFilter.DateRangeFilter

DateRangeFilter メンバ
C1.Win.DataFilter 名前空間