Expression Editorでは、実行時に複雑な式を作成および編集できます。式を使用したデータの作成に役立つ関数、演算子、定数の形式で、Excel と同様の数式を提供します。
式を作成するには、次のいずれかの方法を使用します。
組み込みの関数と演算子を使用した式の作成の例を次に示します。
論理および集計関数の使用 | 説明 |
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Iif([Price] + [Cost]) > 500,300,400) | この式は、式「([Price] + [Cost]) > 500」で示される条件に基づいて、300 と 400 の 2 つの定数を評価します。 |
IsNull([Sales]) | この式は、Sales が null かどうかを評価します。 |
DateTimeFunctions の使用 | 説明 |
AddDays([OrderDate], 30) | この式は、整数値 30 に当たる日数を DateTime 型の OrderDate 値に追加します。 |
DateDiffDay([DateStart], [DateEnd]) | この式は、DateStart と DateEnd の間の日数をカウントします。 |
算術関数の使用 | 説明 |
Sign([Value]) | この式は、提供された値の符合を示す整数値を返します。 |
Exp([Value]) | この式は、自然対数の底のべき乗値を計算して返します。 |
文字列関数の使用 | 説明 |
Mid([Name],0,4) | この式は、指定された [Name] 文字列の先頭から、指定された文字数 4 の文字列を返します。 |
Remove([Name], 0, 3) | この式は、0 として指定された文字列の先頭から、指定された文字数 3 の文字を削除します。 |