軸の目盛りマークは、ラベルが軸上にプロットされるポイントであり、軸上の項目の位置を示す小さなマークです。また、軸の特定のプロパティによって決定される値に基づいて、軸を等間隔に分割します。グリッド線の位置も、目盛りマークの位置によって制御されます。

軸の目盛りマークについては、基本的に、大目盛りマークと小目盛りマークの 2 種類がレンダリングされます。大目盛りマークは、軸が間隔グリッド線と交差する場所に自動的にレンダリングされます。小目盛りマークは、大目盛りマークの間にレンダリングされます。

デフォルトの FlexChart は、X 軸には大目盛りマークを設定し、Y 軸には目盛りマークなしを設定します。

ただし、MajorTickMarks プロパティと MinorTickMarks プロパティを使用すると、それぞれ大目盛りマークと小目盛りマークの位置を操作できます。

どちらのプロパティも、次に示す TickMark 列挙値のいずれかに設定できます。

次のコードサンプルを参照してください。

' X軸とY軸の大目盛りマークを設定します
FlexChart1.AxisX.MajorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside
FlexChart1.AxisY.MajorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside

' X軸とY軸の小目盛りマークを設定します
FlexChart1.AxisX.MinorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside
FlexChart1.AxisY.MinorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside

// X軸とY軸の大目盛りマークを設定します
flexChart1.AxisX.MajorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside;
flexChart1.AxisY.MajorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside;

// X軸とY軸の小目盛りマークを設定します
flexChart1.AxisX.MinorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside;
flexChart1.AxisY.MinorTickMarks = C1.Chart.TickMark.Inside;