FlexChart for WinForms
図形注釈
FlexChart > FlexChart の操作 > FlexChart の要素 > FlexChart の注釈 > 注釈のタイプ > 図形注釈

図形には、重要なデータを含む領域を強調表示してユーザーの注意を引きつける効果があります。

FlexChart は、次の 6 つの図形注釈を提供します。

次の図に、2016 年の最大の関税額および通関手数料を強調表示した線注釈を示します。

これらの図形を作成するには、図形注釈クラスのインスタンスを作成します。対応するクラスのサイズプロパティを使用して、図形のサイズを設定します。たとえば、線注釈を作成するには、Line クラスのインスタンスを作成します。Line クラスの Start および End プロパティを設定して、線注釈の長さを指定したり、線注釈を回転させます。

すべての図形注釈の基本クラスである Shape クラスの Content プロパティを設定して、テキストを指定します。さらに、FlexChart の多角形注釈を使用すると、三角形や矢印などの図形も作成できます。

次のコードは、商品の輸入関税データを使用して、2016 年のデータの増減を示します。このコードは、FlexChart の線注釈を追加、配置、カスタマイズする方法を示します。

' 注釈のインスタンスを作成します。
Dim line As New C1.Win.Chart.Annotation.Line()

' 線の内容を指定します。
line.Content = "最大関税および手数料:31000"

' 線の開始点と終了点を指定します。
line.Start = New PointF(0, 31000)
line.[End] = New PointF(12, 31000)

' 線の添付を指定します。
line.Attachment = C1.Chart.Annotation.AnnotationAttachment.DataCoordinate

' 線の位置を設定します。
line.Position = C1.Chart.Annotation.AnnotationPosition.Top

' 線と内容のスタイルをカスタマイズ
line.Style.StrokeColor = Color.DarkTurquoise
line.Style.StrokeWidth = 3
line.ContentStyle.StrokeColor = Color.Black
line.ContentStyle.Font = New System.Drawing.Font(FontFamily.GenericSansSerif, 9, FontStyle.Regular)

' 注釈レイヤーの注釈コレクションに線を追加します。
annotationLayer.Annotations.Add(line)
// 注釈のインスタンスを作成します。
C1.Win.Chart.Annotation.Line line = new C1.Win.Chart.Annotation.Line();

// 線の内容を指定します。
line.Content = "最大関税および手数料: 31000";

// 線の開始点と終了点を指定します。
line.Start = new PointF(0,31000);
line.End = new PointF(12,31000);

// 線の添付を指定します。
line.Attachment = C1.Chart.Annotation.AnnotationAttachment.DataCoordinate;

// 線の位置を設定します。
line.Position = C1.Chart.Annotation.AnnotationPosition.Top;

// 線と内容のスタイルをカスタマイズ
line.Style.StrokeColor = Color.DarkTurquoise;
line.Style.StrokeWidth = 3;
line.ContentStyle.StrokeColor = Color.Black;
line.ContentStyle.Font = new System.Drawing.Font(FontFamily.GenericSansSerif, 9, FontStyle.Bold);

// 注釈レイヤーの注釈コレクションに線を追加します。
annotationLayer.Annotations.Add(line);