アニメーションは、静的な要素に命を吹き込むことで、アプリケーションを一段と魅力的なものにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
FlexChart では、そのまま使用できる、チャートのアニメーション化機能が提供されています。FlexChart クラスの AnimationSettings プロパティを使用すると、アニメーションを表示するかどうか、およびどこに表示するかを選択できます。このプロパティは、AnimationSettings 列挙に含まれる値を受け取り、チャートのロードまたは更新時、軸のロードまたは更新時、あるいはすべての状況でアニメーションが表示されるように設定できます。動きのあるチャートの作成に役立つさまざまなアニメーションオプションを、AnimationLoad プロパティと AnimationUpdate プロパティを使用して設定できます。これらのプロパティは AnimationLoadOptions 型および AnimationOptions 型で、これらにアクセスして、イージング効果、持続期間、方向、タイプなどのオプションを設定できます。
円グラフとサンバーストチャートの場合は、FlexPie クラスの AnimationSettings プロパティを使用して、チャートのロード時、更新時、またはその両方のアニメーションを設定できます。FlexChart クラスと同様に、FlexPie クラスでも、AnimationLoad プロパティと AnimationUpdate プロパティを設定して、イージング、持続期間、スライス属性などのさまざまなアニメーションオプションを、PieAnimationOptions クラスを使用して指定できます。