ファンネルグラフは、受注処理などの直線的プロセスの連続的な段階を視覚化する際に役立つチャートです。このようなプロセスの各段階で、全体に対する割合(パーセンテージ)を表します。そのため、チャートは、最初に最大の段階があり、段階が進むごとに小さくなる漏斗の形状になります。ファンネルグラフは、どの段階にどの程度の割合で値が減少しているかが顕著にわかる場所として、プロセス内に潜在的な問題がある領域を特定します。たとえば、受注処理プロセスは、受注、処理、承認、リリース、出荷、完了、最終配送などの各段階を通して注文数を追跡します。
FlexChart には、2 つの形式のファンネルグラフが用意されています。
台形ファンネルグラフ |
積層横棒ファンネルグラフ |
---|---|
FlexChart を使用して WinForms ファンネルグラフを作成できます。それには、FlexChart クラスの ChartType プロパティを Funnel に設定します。このプロパティは、C1.Chart 名前空間の ChartType 列挙に含まれる値を受け取ります。 台形または積層横棒タイプのファンネルグラフを作成するには、FunnelType プロパティを Default または Rectangle に設定します。
台形ファンネルグラフには、ネックの幅と高さを設定するオプションも提供されます。 これらのプロパティは、FlexChart クラスの Options プロパティからアクセスできる ChartOptions クラスにあります。
上記のサンプルコードは、GetRecruitmentData という名前のカスタムメソッドを使用してチャートにデータを提供しています。要件に基づいてデータソースを設定できます。