ウォータフォールグラフは、初期値に対して増減する中間値が最終的な値に累積的にどう影響するかを図示する統計グラフです。このチャートでは通常、初期値と最終値を青色の合計バーとして表し、増える中間値を緑、減る中間値を赤の浮動縦棒で表します。このチャートは、下の図に示すように、製品収益の変動の表示や利益分析などのシナリオで役立ちます。
FlexChart で WinForms ウォータフォールグラフを実装するには、ウォータフォール系列を表す Waterfall クラスを使用します。他の系列関連のプロパティとは別に、このクラスはウォータフォール系列に固有のプロパティを提供し(ShowTotal プロパティ、ShowIntermediateTotal プロパティなど)、それを使用して合計列や小計バーを表示するかどうかを指定できます。また、接続線を表示するかどうかも選択できます。さらに、RisingStyle、FallingStyle、TotalStyle、および StartStyle プロパティをそれぞれ設定して、これらの列のスタイルを変更できます。
上記のサンプルコードは、GetProfitStatement という名前のカスタムメソッドを使用してチャートにデータを提供しています。要件に基づいてデータソースを設定できます。