FlexGrid for WinForms
Editor プロパティ (C1FlexGridBase)
使用例 

C1.Win.C1FlexGrid.4.8 アセンブリ > C1.Win.C1FlexGrid 名前空間 > C1FlexGridBase クラス : Editor プロパティ
現在アクティブなセルエディタへの参照を取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property Editor As System.Windows.Forms.Control
public System.Windows.Forms.Control Editor {get; set;}
解説

Editor プロパティは、現在アクティブなセルエディタへの参照を返します。つまり、組み込みエディタ(TextBox、ComboBox、または DateTimePicker コントロール)、カスタムエディタ、または null (グリッドが編集モードでない場合)を返します。

このプロパティを使用して、プログラムからエディタにアクセスしたり、グリッドが編集モードかどうかを確認することができます。

グリッドの組み込みエディタを使用しない場合は、代わりに他のコントロールを使用できます。それには、外部エディタをグリッドの特定の行または列に関連付けるか、 CellStyle.Editorプロパティを使用して、 CellStyleに関連付けます。このプロパティは、いつでも取得および設定できます。

または、 StartEditイベントを処理して、任意のコントロールを直接 Editor プロパティに割り当てます。グリッドの Editor プロパティは、 StartEditイベントの処理中にのみ割り当てることができ、編集モードが終了すると自動的に null にリセットされることに注意してください。

外部エディタとしては任意のコントロールを使用できますが、グリッドと完全に統合するには、外部エディタが IC1EmbeddedEditor インタフェースを実装している必要があります。一部のコントロールは、このインタフェースをネイティブに実装しており、グリッドエディタとして使用するための特別なコードは不要です(C1Input ライブラリのコントロールなど)。ただし、ほとんどのコントロールでは、少なくとも IC1EmbeddedEditor のいくつかのメソッドを実装する必要があります。

カスタムエディタのサンプルについては、このヘルプの「カスタムエディタの使用」と「カスタムエディタの作成」を参照してください。また、製品付属の「CustomEditors」サンプルも参照してください。

使用例

次のコードは、 SetupEditorイベントを使用し、2つのプロパティを設定して、現在のエディタをカスタマイズします。

Private Sub flex_SetupEditor(・・・
  Dim tb As TextBox = CType(flex.Editor, TextBox)
  If Not tb Is Nothing Then
    tb.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper
    tb.MaxLength = 12
  End If
End Sub
private void flex_SetupEditor(・・・
{
  TextBox tb = flex.Editor as TextBox;
  if (tb != null)
  {
    tb.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper;
    tb.MaxLength = 12;
  }
}
参照

C1FlexGridBase クラス
C1FlexGridBase メンバ