FlexGrid for WinForms
ComboList プロパティ (RowCol)

C1.Win.C1FlexGrid.4.8 アセンブリ > C1.Win.C1FlexGrid 名前空間 > RowCol クラス : ComboList プロパティ
ドロップダウンエディタで使用する項目のリストを取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property ComboList As System.String
public System.string ComboList {get; set;}
解説

ComboList プロパティは、セルの編集時に使用するエディタの種類を指定します。テキストボックス、ドロップダウンリスト、ドロップダウンコンボを使用するか、カスタムエディタフォームをポップアップするためのセルボタンを使用できます。

ComboList プロパティを使用するには、 AllowEditingプロパティを true に設定し、 BeforeEditイベントで ComboList プロパティとして、そのセルで使用する編集の種類を記述した文字列を設定します。次にオプションについて説明します。

1. 通常のテキストボックスを使用してセルを編集するには、 ComboList プロパティとして空の文字列を設定します。次に例を示します。

2. ドロップダウンリストを使用してセルを編集するには、 ComboList プロパティとして、使用可能なオプションをパイプ文字で区切った文字列を設定します。次に例を示します。

3. ドロップダウンコンボを使用してセルを編集するには、 ComboList プロパティとして、使用可能なオプションをパイプ文字(|)で区切り、先頭にパイプ文字を付けた文字列を設定します。次に例を示します。

4. セルボタンを表示するには、 ComboList プロパティとして省略符号("...")を含む文字列を設定します。セルボタンは通常のプッシュボタンの外観で、キャプションには省略符号("...")が表示され、セルの右側に配置されます。ユーザーがこのセルボタンをクリックすると、 CellButtonClickイベントが発生します。この場合、ユーザーはセルの内容を直接編集できません。次に例を示します。

5. 編集可能なセルの横にセルボタンを表示するには、 ComboList プロパティとして、パイプ記号と省略記号を含む文字列("|...")を設定します。この場合は、通常のセルボタンが表示されますが、ユーザーがセルの内容を直接編集することもできます。次に例を示します。

グリッドの ComboListプロパティも参照してください。

1 つの行または列に、 ComboList プロパティと DataMapプロパティの両者を設定することは可能ですが、 ComboList プロパティの優先度が DataMap プロパティより高いため、 DataMap プロパティの設定値は無効になります。

参照

RowCol クラス
RowCol メンバ