パラメータ
- row
- 行インデックス。
- colName
- 列名。
- value
- セルに割り当てる値。
- coerce
- 値を列のデータ型に変換する必要があるかどうか。
戻り値の型
値がセルに割り当てられた場合は true。そうでない場合は、false。
coerceが true に設定され、値を適切なデータ型に変換できない場合、グリッドは GridErrorイベントを発生させ、セルは元の値を維持します。
coerceを true に設定して SetData(Int32,Int32,Object,Boolean)を使用することは、グリッドのインデクサを設定することと同じです。たとえば、次のコード行は同じです。
データ値をセルに割り当てると、グリッドは列のデータ型を調べて自動的に値を適切な型に変換します。たとえば、列の DataType プロパティが整数に設定されている場合に、ユーザが文字列または倍精度値を割り当てると、グリッドはその値をグリッドに格納する前に整数に変換しようとします。変換に失敗した場合、SetData メソッドは false を返します。
オプションで引数 coerceを false に設定すると、データは変換せずにグリッドに格納されます。これによって、列のデータ型に関係なく任意の値をセルに格納できます。