パラメータ
- order
- ソートの方向とオプションを指定する SortFlags値。
- col
- ソートする列。
ソートの動作は、グリッドがデータソースに連結されているかどうかによって異なります。
連結モードでは、グリッドがソート要求を基底のデータソースオブジェクトに渡します。この場合は、グリッドデータが変更されても、ソート設定は維持されます。ソート列の値を編集すると、データソースがデータを再ソートし、グリッドには変更内容が自動的に表示されます。これは、たとえば、 System.Data.DataViewオブジェクトの System.Data.DataView.Sortプロパティを設定することと同じです。
非連結モードでは、 Sort メソッドは、現在グリッドに格納されているデータをソートします。ソート後にデータを変更しても、ソートは自動的に更新されません。
グリッドが新しいデータソースに連結される場合、グリッドは、新しいデータソースオブジェクトに現在適用されているソート設定を継承します。このため、 DataSourceプロパティを設定する直前に Sort を呼び出した場合、グリッドには何も影響しません。
非連結モードでは、安定したソートアルゴリズムが使用されます。つまり、ソートを実行しても、ソートキーが同じレコードの相対的な順序が維持されます。たとえば、ファイルのリストを名前でソートし、次に拡張子でソートした場合、同じ拡張子内では、名前でソートした順序が維持されます。