FlexGrid for WinForms
OwnerDrawOutlineButton イベント (C1FlexGridBase)

C1.Win.FlexGrid.8 アセンブリ > C1.Win.FlexGrid 名前空間 > C1FlexGridBase クラス : OwnerDrawOutlineButton イベント
DrawMode プロパティが DrawModeEnum.OwnerDraw に設定されている場合に、グリッドがツリーのアウトラインボタンを描画する前に発生します。
シンタックス
'宣言
 
Public Event OwnerDrawOutlineButton As System.EventHandler(Of OwnerDrawOutlineButtonEventArgs)
public event System.EventHandler<OwnerDrawOutlineButtonEventArgs> OwnerDrawOutlineButton
イベント データ

イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、OwnerDrawOutlineButtonEventArgs 型の引数を受け取りました。次の OwnerDrawOutlineButtonEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ解説
アウトラインボタンが描画される位置を示す四角形をクライアント座標で取得します。  
描画されるアウトラインボタンを含むセルの列インデックスを取得します。  
アウトラインボタンの描画に使用される Graphics オブジェクトを取得します。このオブジェクトを使用して、アウトラインボタンに独自の要素を描画します。  
このイベントがアウトラインボタンの描画を終了したかどうかを取得または設定します。  
セルに表示される画像を取得または設定します。  
アウトラインボタンがクリックされると折りたたまれるツリーのレベルを取得します。  
描画されるアウトラインボタンを含むセルの行インデックスを取得します。  
アウトラインボタンの描画に使用される CellStyle オブジェクトを取得または設定します。  
アウトラインボタンに表示されるテキストを取得または設定します。  
解説

DrawMode プロパティが DrawModeEnum.OwnerDraw に設定されている場合は、OnOwnerDrawOutlineButton イベントのみが発生します。

このイベントを使用して、グリッド内のツリーのアウトラインボタンの外観をカスタマイズできます。 このイベントでは、主に次の 3 種類のカスタマイズが可能です。

  1. Text パラメータと Image パラメータの値を変更して、グリッドによって表示される値を変更できます。 この種類のカスタマイズを使用すると、たとえば、レベル文字列を + 記号や - 記号に 置き換えることができます。
  2. Style プロパティを変更して、デフォルトでグリッドによって選択されるスタイルとは異なるスタイルを 使用してアウトラインボタンを表示できます。
  3. Graphics パラメータと Bounds パラメータを使用して、ツリーのアウトラインボタンを独自に描画できます。このようにして アウトラインボタンを描画すると、OwnerDrawOutlineButtonEventArgs.DrawOutlineButton メンバを呼び出して、 グリッドにアウトラインボタンの特定の部分を強制的に描画させると同時に、コードで他の部分を描画できます。例: 独自の背景を描画したうえで、DrawCell を呼び出して、グリッドにアウトラインボタンの境界線と内容を描画 することができます。
参照