FlexGrid for WinForms
編集の無効化
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FlexGrid は、デフォルトでは、実行時のセル値の編集をエンドユーザーに許可します。ただし、FlexGrid が提供するさまざまなプロパティを使用して、エンドユーザーがどの程度編集を制御できるかを簡単に管理できます。

グリッド編集の無効化

WinForms FlexGrid 全体の編集を無効にするには、次のコードに示すように、C1FlexGrid クラスの AllowEditing プロパティを false に設定する必要があります。

 // グリッドで編集を無効にします 
 c1FlexGrid1.AllowEditing = false;
' グリッドで編集を無効にします 
c1FlexGrid1.AllowEditing = False      

行/列編集の無効化

WinForms FlexGrid の特定の行/列の編集を無効にするには、次のコードに示すように Row または Column オブジェクトの AllowEditing プロパティを false に設定します。

// 3行目の編集を無効にします
c1FlexGrid1.Rows[3].AllowEditing = false;
                                        
// 3列目の編集を無効にします
c1FlexGrid1.Cols[3].AllowEditing = false;
' 3行目の編集を無効にします
c1FlexGrid1.Rows(3).AllowEditing = False

' 3列目の編集を無効にします
c1FlexGrid1.Cols(3).AllowEditing = False      

セル編集の無効化

特定のセルの編集を無効にするには、BeforeEdit イベントを使用し、特定のセルの Cancel パラメータを true に設定します。

// セル編集を無効にします 
private void C1FlexGrid1_BeforeEdit(object sender, RowColEventArgs e)
   {
     if ((e.Col == 4) && (e.Row == 2))
      {
          e.Cancel = true;
      }
   }                          
' セル編集を無効にします 
Private Sub C1FlexGrid1_BeforeEdit(ByVal sender As Object, ByVal e As RowColEventArgs)
    If e.Col = 4 AndAlso e.Row = 2 Then
        e.Cancel = True
    End If
End Sub