C1DataEngine には、データベースやコレクションからデータを取得するためのコネクタが組み込まれています。加えて、C1DataEngine には、Microsoft Power Query を通して利用できる豊富なデータソースへの扉を開く Excel アドインが組み込まれています。
Microsoft Excel に付属する Power Query は、クラウドやビッグデータといった複数のデータソースへのコネクタを提供します。DataEngine の Excel アドインは、以下の2つのモードで使用できます。
このモードでは、Excel は非表示のまま、オートメーションによってユーザーアプリケーションコードのバックグラウンドで使用され、任意の Power Query データソースからデータを直接取得します。この場合、開発者または情報担当者は Excel を使用してアプリケーションを開発します。完成したアプリケーションは Excel を開くことなく動作します。このように、Power Query は、さまざまなソースに接続するための C1DataEngine の強力な拡張機能になります。
Excel ユーザーにとって Excel アドインには、任意の Power Query データソースのデータを C1DataEngine にエクスポートするためのボタンがあります。データ収集の観点からは、このモードによって分析アプリケーションがたいへん柔軟になります。開発者または情報担当者は、Excel を使用してさまざまなデータソースに対するクエリーを作成し、アプリケーションコードを変更することなく、それらのデータを分析できます。
システムの次の場所にある製品サンプル PowerQueryConnection を参照して、C1DataEngine と Power Query の完全な動作を確認してください。
C:\...\Documents\ComponentOne Samples\WinForms\PowerQueryConnection.
重要な注意
DataEngine Excel アドインは、C:\...\ComponentOne\C1FlexPivot\ExcelAddIn\bin ディレクトリにあります。アドインをインストールするには、次の手順を実行します。
Excel アドインは、Excel 2016 および Excel 2013 と互換性があります。Excel 2013 の場合は、Power Query アドインをインストールする必要があります。