FlexPivotPanel は、FlexPivot と共に使用できる中核のコントロールです。
C1FlexPivotPanel コントロールは、Excel 形式のドラッグアンドドロップ UI を提供するように設計されています。この UI を使用して、データのカスタムビューを定義できます。コントロールには、データに存在するすべてのフィールドのリストが表示されます。これらのフィールドを、出力テーブルの行/列ディメンション、出力データセルの集計値、データのフィルタ処理に使用されるフィールドなどを表すリストにドラッグアンドドロップできます。
このコントロールの中心は、ユーザーが選択した条件に従ってデータソースから生データをフェッチする強力なデータエンジンです。データ選択の条件は、パネルに表示されるさまざまなリストに含まれているフィールドによって決定されます。
FlexPivot は、オープンアーキテクチャです。テーブル、汎用リストなどの標準的なコレクションをデータとして受け取ることができます。そして、LINQ 列挙を追加してデータを集計し、出力として通常のデータテーブルを生成します。
データソースに連結された C1FlexPivotPanel コントロールは、次の図のように表示されます。
次の表で、C1FlexPivotPanel コントロールに含まれるリストとその目的について説明します。
C1FlexPivotPanel の領域 | 説明 |
フィルタ | フィルタ処理するフィールドを指定します。 |
行 | [行]リストに追加された項目は、グリッドの行ヘッダーになります。これらの項目は、チャートの Y 軸に入ります。 |
列 | [列]リストに追加された項目は、グリッドの列ヘッダーになります。これらの項目は、チャートの凡例に入ります。 |
値 | 指定されたフィールドの合計を表示します。 |
更新を遅らせる | このチェックボックスをオンにすると、ビュー定義が変更されたときに発生する自動更新が一時停止されます。 |
実行時に[フィルタ]、[行]、[列]、または[値]リストを右クリックすると、コンテキストメニューが表示され、以下を実行できます。
次の図は、これらのオプションを示しています。