前の手順では、アプリケーションをキューブに接続しました。次に、アプリケーションを実行し、FlexPivot コントロールにデータがどのように表示されるかを確認します。
- [F5]キーを押してプロジェクトを実行します。
- コントロールが表示され、データベース Adventure Works からフェッチされたランダムデータが表示されます。
- ここで、ピボットパネルから[Country]フィールドと[State-Province]フィールドを[行]リストに、[Order Count]と[Internet Sales Amount]を[値]リストにドラッグアンドドロップします。
- これで、コントロールには Order Count と Internet Sales Amountが Country および State Province 別に集計されたグリッドが表示されます。
- 上の図の FlexPivot コントロールに連結されたキューブデータは、ディメンション、メジャー、およびKPI(Key Performance Indicator:業績評価指標)で構成されています。ディメンションはキューブの分類に使用され、メジャーはディメンションの値です。KPI はキューブ内のメジャーを評価して、パフォーマンスに関するさまざまな視点を提供します。
- インストールされたキューブ Adventure Works は、数多くあるディメンションの中の Geography、メジャーの中の Internet Sales、および KPI として Customer Perspective と Financial Perspective で構成されています。
- ユーザーは通常のデータセットを使用するように、キューブデータを使用してレポートを作成できます。キューブデータと通常のデータセットの大きな違いは、キューブデータは C1FlexPivotPanel コントロール内でツリー形式の構造で表されることです。
- ツリー形式構造の各ノードは、ディメンションエンティティまたはメジャーオブジェクトを表します。
- さらに、ディメンションは 階層、レベル、および 属性で構成されます。
- 階層:キューブのディメンションが構造化されるレベルを体系化します。
- レベル:階層内の位置を記述します。
- 属性:対応するデータに関する追加情報を提供します。