生データを使用しないフィールドを作成するには、計算フィールドが最適です。計算フィールドには、実行時に評価される式が設定されます。これらの式を使用して、データベースに保存されていないデータ値を生成します。
定義済み計算フィールドの追加
計算フィールドのドロップダウンには、定義済みの式がいくつか用意されています。FlexReportDesigner アプリケーションを使用して定義済みの計算フィールドを追加するには
- C1FlexReportDesigner で新しい FlexReport を作成します。
- [挿入]タブから、ページフッターセクションに[作成日]と[ページ n/m]の 2 つの計算フィールドを追加します。
- 設計領域で、これらの計算フィールド内の式を確認します。
- レポートをプレビュー表示します。
カスタム計算フィールドの追加
FlexReportDesigner アプリケーションで、計算フィールドを定義し、そのフィールドを追加するには
- 新しいレポートを作成します。
- そのレポートを Orders Details テーブルに連結します。
- グループヘッダーで、合計価格のラベルを表示するためのテキストフィールド Total を追加します。
- [データ]タブに移動し、メインデータソースを右クリックして、[計算フィールドの追加]を選択します。VBScript エディタが表示されます。
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VBScript エディタで、次の式を記述します。
Quantity*UnitPrice
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前述した計算フィールドを次のようにドロップします。
- レポートをプレビュー表示します。